空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

シエラレオネが中国資本による新空港建設計画をキャンセル

2018-10-15 14:21:01 | Newsメモ
BBC Mamamah airport: Sierra Leone cancels China-funded project 10 Oct 2018

 シエラレオネが中国資本の新空港建設事業をキャンセル:

 この3月に選挙で落ちたErnest Bai Koromaがサインしていたもの。4億ドル($400m)と言うからたいした額で、IMFやWorld Bankはheavy debts burdenとなるぞそれは、と警告したもの。

The decision comes amid concern that many African countries risk defaulting on their debts to China.

 中国からの借款で世界の中小国がのきなみ破産するんじゃないの?と懸念されている、その最中のことである。

 いまある国際空港をリノベーションするのが先だ、というのだが「Currently passengers need to get a boat or helicopter to reach Freetown.」ともあり―

 ―『もっと便のいいところに作りなよ』というのも尤もな提案ではあるよなあ、とは言うべきだろう。まあどこまで優先順位の高い案件かというのは異論の余地がやまほどあろうが。『そおだ。空港から橋をかけよう、橋を』というほうがお安く済むようにも思うが。

Zambia's government has had to publicly deny reports that China could seize some of its parastatal companies if it defaulted on loan repayments.

 とまあ、最近の中国には、ちょっと信頼が欠けすぎてる。しかも信頼のされなさの方向が、1980年代あたりの日本とは様変わりしており―あのときの日本は、『なんかこいつら、ズルしてカネ儲けしすぎじゃねえ?』くらいだったはずだ―、きなくさいのである。

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