空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

平昌冬季五輪をめぐる韓国・北朝鮮合意、不評

2018-01-19 19:03:18 | Newsメモ
朝鮮日報 韓国政府困惑、南北合同チームへの若者の反発は「予想外」 記事入力 : 2018/01/18 22:57

平昌冬季五輪をめぐる韓国・北朝鮮の合意に対し、韓国の20-30代が強く反発し、韓国大統領府(青瓦台)と与党が戸惑いを見せている

20-30代は文在寅(ムン・ジェイン)政権を支える中心的な支持層だ」,しかし「しかし、南北合同チーム結成に関しては、20-30代の反対が約82%で、全世代の中で反対の割合が最も高かった。与党が全く予想していなかった結果だ」。

 この情勢に対するコメントが

与党「共に民主党」の関係者は「若者層が(保守政権の)10年間でまともな統一教育を受けられず、韓半島旗(統一旗)や南北合同チームの意味をよく分かっていないようだ」と話した

『いやあ,一般人民の理解が進んでいないようですねえ。前の政権が悪い』という旨であり,下手すると命運が尽きる認識かも。

20-30代の否定的世論が全体の多数派ではないため、大統領の支持率にさほど影響を及ぼさないと見ている

 この認識もマズイ。
 どうも小偉い方々は,若造どもは愚劣でもの知らずで真なる認識を持たぬものだと言い立てるようなのだが,仮に愚者が多いのだとしても賢者がいないわけでもなく,また己の利に敏いことは人は認めるようで,それなら世間の動向を敏く反映した統計の数字が表れやすかろう。
 所詮大した数もないし,と見切って見てもよいのかもしれないが,まあそんなにも軽んじるのもよくない。

しかし、1980年代に大学生活を送っていたような政権中枢部が、南北問題を十数年前の視点で捉えていることに疑問を呈する声もある。20-30代の北朝鮮観は昔の世代とは完全に異なっているのに、文政権の中心メンバーたちは依然として80-90年代の思考回路で止まっているというわけだ

 もって他山の石とすべきコメントである。どこに,だれにとは言わんが。

朝鮮日報 【コラム】北朝鮮選手団10人に楽団140人はおかしくないか 記事入力 : 2018/01/18 11:15、3ページ目

北朝鮮の五輪傘下は選手10人とコーチ数人で十分だ。怪しい楽団、おかしな応援団、我々の若者の夢を奪う「落下傘選手」はどうか来ないでもらいたい。平昌で開かれるのはショーではなくオリンピックだ

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