大手商社早期退職した。これから退職金で飲食開業するんだ。おたくの菓子評判良いから仕入れさせろと俺の店にやって来た50代オヤジ。
— フレーメンの音楽隊 (@sandrawitchkiss) 2019年2月15日
相みつとるから卸値教えろと。
お前もうリーマンじゃないんだ。値切って評価される世界じゃない。
後ろ盾のないただのクソだということに早く気づいてね。帰れ。
どこでも同じような愚痴が出てくる話題であり、たとえば:
ブラジルである日本企業の社員についての愚痴を聞いた事があって、「日本人はこちらが出した見積もりに対して、何の条件の提示もなく、ただ機械的に”安くして”と言ってくる。何の工夫もない。それって何の理由もなく、こちらに損をしろってこと? そんなものは交渉とは呼ばない」
— アニモード (@animodo_jp) 2019年2月22日
日本では「もしいま値引きに応じなかったらこの次はないよ?」という暗黙の了解がずっと効いていて、そして広大なブラジルではその手口がそれほど有効ではないのかも。
— アニモード (@animodo_jp) 2019年2月24日
「次」の保証がないのは日本もブラジルも同じだけど、ブラジル人は相手を信用していない、日本人は信用しすぎ、の違い。
それは暗黙の了解というか、脅迫である。
この日本でも「この次」と言って値引きをさせておきながら、実際に次はないというケースは珍しくないので、そのうちこの手口は完全に通用しなくなると思う。
— アニモード (@animodo_jp) 2019年2月24日
せめて「次」と言うなら、それが「必ず果たされる」保証があり、その時期や依頼内容までも明らかになっていないとフェアではない。
真っ当な理性を持っていればこういうことがわかるのであるが:
先日かつて企業でバイヤーやってた方が「最初ずっと単に安く買うのがバイヤーの仕事だと思ってたけど、全然違った。ちゃんとどうすれば安く作れるかとか言えて一緒に安くなるようにするのがバイヤーの仕事だってわかった」って言ってた。誰かそういうの教えてあげないといけないんだろうな。 https://t.co/LYXy7Kvoq7
— kazy (@gakeau) 2019年2月25日
…まあ、たぶん、より高く出世したりして、そこらに放出されるのは…ということかもなあ、とも。
大手勤めをしていると、その組織の力を我が力と誤解したりする人が一定数発生する。そうした権力を、委任負託に応じて行使する限りにおいては賞賛されるべきものだが、私的に利用したり、私的に利用したのだと断言したりする悪い癖が大人たちの一部に見られる。
そういう姿を見せるのは、教育上、よくない。
しかし、そういう悪い姿が存在することを教えるのは、教育上、一定の必要性・合理性…があるだろう。
そうすることにする。
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