国連食糧計画関係者計3名射殺さる

　金曜日の犯行。現場はソマリア中部，Ahlu Sunnah支配地域のMataban：

BBC Somalia famine aid workers shot dead 23 December 2011

　三人ともソマリ人。二名は国連食糧計画に勤め，一名は協同組織の所属。基本的にAhlu Sunnahは政府側で，なんでこんな事件が起こったかは不明とBBCは言う。2008年以来，国連食糧計画関係者の犠牲は17人。

　アルシャバブ支配地域なら，そもそも国連食糧計画は活動できませんね，たしか，禁止組織だから。

　目撃者がAPに言うところでは，難民キャンプでの事件。なお，犯人は自首して監獄に入っているそう（下記Reuters記事中に明言がるが，Ahlu Sunnahの手元のそれ）。この点，まあまだしもましかなあ…（比較対象がひどいということは認める…）。

Teregraph Three aid workers shot dead in Somalia 23 December 2011

　こちらの記事によれば，下手人は地元住民。Mataban市の長老Mohamud Sheik Abdiによれば，事件は個人的事情によるかとのこと。

BBC UPDATE 1-Three Somali aid workers shot dead - officials　Fri Dec 23, 2011 2:19pm GMT

　Ahlu Sunnahとしては調査中，と。
　ショッキングな事件ではあれ，それなりの法の裁きも殺人者の自首もある，それはそれでまだしもマシな状況が広がっているなというところで如何か。