空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

今日チェックした記事メモ(17 June 2008 )

2008-06-17 21:59:27 | Newsメモ
 気になった記事は「お気に入り」に入れたりしてたんですが,その方法では色々にっちもさっちも行かなくなったので,注意した記事記録の方法を模索。

BBC Policemen die in S Lanka attack  16 June 2008
 スリランカ北部Vavuniya市の警察署前で爆弾テロ,警官12名死亡。バイクに乗った人物が爆弾に点火した模様―というので,いつもどおりの爆弾テロ。普通犯人はタミルタイガースですが,上掲記事の段階では一応背後は不明ということになってます。

BBC Somali crisis 'worse than Darfur'  By Adam Mynott 16 June 2008
 タイトルが内容を物語っていますね。ソマリアの人道危機のひどさを訴えるわけ。

BBC Three prisoners hanged in Japan 17 June 2008
 日本で3人の死刑囚に死刑執行。先進工業国で死刑を維持するのは珍しいことである云々。今回は,宮崎勤の死刑が執行されたんですねぇ。慌てて日本語記事をチェックしたら,毎日jp記事「死刑:3人執行、廃止議連や人権団体の抗議表明相次ぐ」なんてのに行き当たりました。記事中に曰く,「事務局長の保坂展人衆院議員は、連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚の死刑執行と東京・秋葉原の17人殺傷事件を関連づけて、「世に知らない人のいない死刑囚の執行は、秋葉原の事件に対する法務当局の反射効果ではないかと想像している」」というのは,つまり『この間オタクが非道な犯罪を犯したから,超有名な極悪殺人オタクを死刑に処してみたんじゃないの?』というわけだろうか。
 思えばあれからざっと20年。慎重を期したと言えもするし,議論は尽くされていないとも言えもしよう。いずれにしろ,最近,執行ペースが速い感がありますね。

 あとなんか日本語記事検索みたら,「抑止力」なる語があったりした。順調に死刑執行が進む一方で凶悪犯罪は減らない,従って死刑に犯罪抑止効果はない―というようだけど,抑止力,国際世論って切り口以外にも論点はあろうなとは思う(時事ドットコム2008/06/17-17:13 「執行増は異常」「抑止力ない」=法相あてに抗議書-死刑廃止議連)。
 抑止力が,ほんとにないのかどうかはちょっと確認しづらいことではあるし。原理的問題と言う気がするけどー。国家権力が個人に死を強制できるかどうかとかー。

BBC Taleban 'capture Afghan villages'  16 June 2008
 アフガニスタン,カンダハル近辺で500名ほどの勢力のタリバンが村落複数を奪取とか。彼らは最近大規模脱獄を果たしたばかり。

Garowe Online Somalia: President Yusuf visits Djibouti after peace deal Jun 16, 2008
 ソマリアTFGのユースフ大統領がジブチを訪問,エリトリアのジブチ国境へのちょっかいだしを非難する。プントランドでは反エリトリアの(官製)デモが組織されてエリトリア国旗が燃やされたり。
 そんなこんなで,現状のソマリア内戦をアメリカによる対テロ戦争第三の前線に格上げしようとする関係各所の様々な努力にも関わらず,田舎戦線は田舎戦線なりの等身大の戦争を継続中らしい感。
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