Dominic Ongwen捕縛

BBC　LRA rebel Dominic Ongwen surrenders to US forces in CAR 7 January 2015

　中央アフリカ共和国でLRAの上級指導者Dominic Ongwenが捕縛された由。ウガンダ軍広報官Paddy Ankunda中佐曰く、ウガンダは人員を派遣、この逮捕の事実を確かめたのだという。ICCはDominic Ongwenの裁判を行いたいとのことだが、ウガンダ当局としては自ら裁きたいとのこと。まあ、いずれにせよ協調はするそうなので、大過ないでしょう―と信じておこう。

　Dominic Ongwenは、10才の時に登校中を誘拐されてLRA構成員になってしまったものとのこと。そこから副司令官格までのし上がったのだそうで、有能ではあるんでしょうね。

　お手柄は、中央アフリカ共和国のSeleka集団。彼らが今月初め、LRAと交戦して、捕虜としたものだそう。

　なんでも、ICCが逮捕状を出したLRAの最高幹部5人のうち、まだ確保されず自由であるのはJoseph KonyとOkot Odhiamboの2人だけになったそうで。


BBC　LRA's Dominic Ongwen 'capture': Seleka rebels want $5m reward 9 January 2015

　で。Selekaが報奨金を求めているという。少なくともSelekaの主張では、彼らはDominic Ongwenを25分の戦闘でもって捕縛し、米国部隊に連絡を入れ、引き渡した。にもかかわらず、報奨金はさておき、彼らの働きを公けに認知してくれないのは残念である―。

　ちなみに、Dominic Ongwenは近づいてくるヘリコプターがウガンダ軍のものかどうか気にしていたとのこと。もしウガンダ軍であれば、彼を殺害してしまうかもしれないから、と。