首相の散歩と市民との距離の例

朝日新聞 散歩中の安倍首相に「憲法改正しないで」　返事は… 2018年2月18日20時02分

「安倍晋三首相は１８日、東京・富ケ谷の私邸近くを約１時間半、散歩した。代々木公園ではジョギング中の男性から「憲法改正しないでください」と声をかけられたが、言葉を返さずに歩き続けた」

　えらく国民との距離の近い独裁者もあったものである。

　しかも、発話者はこの政治家の方針に反対であると自ら認める人物だろうに。となると、安倍首相をプラス評価するポイントがここに発見できるのである―『（推定）反対派の市民の自由な発話をみとめ、プライベートの時間にも接近を許し、この出会いの件を報じる新聞を発禁処分したりなどしない独裁者』。結構寛容だな。

　しかしまあ、twitterの「#アベ独裁」ハッシュタグなど見てみたが、とても盛況とは言えないように思える。「#アベ政治を許さない」も、一時は結構そこらでみたように思うが、無関係なtweetに貼り付けて遊ぶものになっているようである。「#安倍が国難」のほうは純度がたかくて、この点ではよいが、参加者はさほどいないようである。

　…なんというか、ひたすら安倍首相とその経済政策の悪口を言い募る趣味の老体があり、それによれば私は一般市民感覚に欠け読書に欠けた特殊な見解の人物なのだそうだが、なんか安倍首相をアホバカ無能独裁者と言うほうが少数派なんじゃないのかなーと思える昨今。新聞の世論調査（割と自民党支持が底堅い）についても、口にするたびに怒られたが、実はそこそこ妥当な数字じゃないのかねえ、とも。

　なおご老体のお勧め学者は浜矩子。アベノミクスを否定するという点では精力的であろうことは私も認めるが、名だたる逆神伝説の持ち主でもあるらしく、エコノミストとしてはいかがかとの旨ご意見申し上げたところ大変なご不興を以下略。

　私としては、ネズミを捕るという点にかけては、黒猫でも白猫でもネズミを捕るのがよい猫だ、と信じる。アベノミクスを嫌う猫を良い猫だ、と主張する自由は、あってもべつに構わないとも思うが、そうした人生観を他者に延々と語るのはどうかと思う。

　ところで面白い発言を見たので引用：

２CH　【悲報】安倍総理「小平選手おめでとう！」　→パヨクさん、なぜか発狂してしまう

「26 ：名無しさん＠涙目です。：2018/02/19(月) 00:00:43.36 ID:wS4uBBfF0.net
この手の政治活動にハマった連中は普通の友人関係を失ってるからどんどんオカルト純化してくんだよな。」

「38 ：名無しさん＠涙目です。：2018/02/19(月) 00:02:22.98 ID:xNr1oZP80.net
安倍のやることなすことすべてパヨが反応するから安倍の行動や言動の情報が無駄に入ってくる」