「新しい歴史教科書をつくる会」の問題です。
このほど、扶桑社とつくる会の教科書問題で、寺尾光身さん(名古屋工業大学名誉教授・「有事法制「NO!」多治見市民の会代表)が精力的に動いてくださり、問題提起がされました。
★公正取引委員会に対して、独禁法第45条①にもとづき「扶桑社の自社発行予定教科書の白表紙本配布及び、『新しい歴史教科書をつくる会』関係者の他社教科書中傷・誹謗にかかわる申告」を正式に提出しました。(12都府県102名)
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★(抜粋)Ⅱ 申告の趣旨
被申告者甲および乙は、以下に示すことを行いました。
(1) 被申告者甲は、自らが編集・執筆し、発行を予定している中学校「歴史」「公民」教科書の使用または選択(採択)を勧誘する手段として、自社の組織を通して直接、教科書を使用するものまたは教科書の採択に関与するもの多数に対し、白表紙本(検定申請図書)を供与しました。
(2) 被申告者甲の共同事業者たる被申告者乙「つくる会」は、他社教科書を誹謗する文書を配布し、被申告者甲の事業に協力しました。
これらの行為は、
独禁法第二条⑨
三 不当に競争者の顧客を自己と取引するように誘引し、又は強制すること。
六 競争事業者とその取引先との取引を不当に妨害すること。
に該当し、公正な競争を阻害する不公正な取引行為であり、独禁法に違反する行為なので、公正取引委員会が、被申告者甲および被申告者乙に対し、すみやかに排除措置をとるよう申告するものです。
独占禁止法とは
不公正な取引行為とは
★同時に、東海三県の県教育委員会へ「要望書」を提出しました。
★申告書や要望書の全文など、詳しくは、「新しい歴史教科書をつくる会」問題をごらんください。
全国の皆さんの行動を期待しています
「このページにつき転載、転送歓迎」
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関連
8月4日。自治体教育委員会への働きかけ
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