先日遊びに行ったフォレストバイクのニューエリア山の神トレイルのフローなライン「風神トレイル」はこんな感じです。


 目で目標とするこれから向かう方を見て、頭をそっちに向けて、

 両肩を結んだラインもその方向に向けて、腰も入れて、膝も入れて、それらの動作を連動させる。

 スピードや形状によってバーム(バンク)のどの位置、どのライン、どんなタイヤの当て方で走るかを決める。

 これらが決まると安定してバームをクリアできてかつスピードが落ちない。

 ようは繰り返し練習をたくさんすること。


 攻めっ攻めのラインとフォームのZONOさんのバームワーク。

 フォームがビシッときまっているので安定感にあふれています。

 真似したいきれいなフォーム。


 かすみがうらドッグ&MTBパークでのOさんのバームワークの進化。

 ビフォーとアフターのフォームの違い。
 

 わずかな修正だけれど大きな違いがでています。


 小林直海という20代のサーファーがいるのだけれど、彼の唯一無二のフローでメローなサーフスタイルが大好きでああいう風にマウンテンバイクに乗りたいと常々思っています。

 フロースタイルを信条とする有名なサーファーは世界にいますが彼のスタイルは独特だと思っていて、とくにヒザの使い方と上体のリラックスさが彼唯一のスタイルだと思う。

 乗り物の上でバランスを取りながら身体全体で乗ることはサーフィンもバイクも一緒。ヒザの使い方なんかは一緒だと思う。

 スノーボードだったら故クレイグ・ケリーやテリエなんかのライドも好き。

 彼のような流れるようにきれいなライドはなかなかできないけれど、それに近づけるよう、そしてマウンテンバイクでもできるようにライドの時はそんなことを思っています。


 今年9月からアメリカの学校に留学しているTくんが冬休みに帰国したので昨日はTくんとお父さんと一緒にライドしてきました。

 学校生活がかなり楽しいようで授業も楽しいし、クラブ活動のマウンテンバイクもめちゃくちゃ楽しいみたいでほんとよかった。

 以前にもリポートを送ってもらって日記で紹介したけれど環境に恵まれて、校内にバイクパークがあるような夢のような学校。

 クラブの顧問がマウンテンバイク大好きらしく、コースもどんどんイケイケになっていくそう。

 冬は雪が多い地域なのでおおむねスキーだそうだけど、それすらも楽しそう。

 昨日は日本でも珍しい、世界的にもたぶん珍しい、ゆるい地形のみんなが大好きな里山でゆるく楽しみました。


 タイトなコーナーが苦手だったり、今一つ動作が遅れてリズムが狂ってしまう。

 ラインを読む視線、出口に向ける視線の修正で苦手がぐんと減るはずです。

 まずは視線を修正して、視線、顔の向き、肩の向き、腰の向き、ヒザの向きを連動できるようにする。

 そうするとイメージしたラインと乗り方でクリアできるようになります。

 平地でも目標物を想定して練習できるので繰り返し練習してみてください。


 昨日から一気にぐっと冷え込んで一気に冬、おまけに雨がパラパラ。

 そうなるとやっぱり西伊豆での週末はキセキだった。

 アウトドアイベントは天候に左右されるけれど、今年開催したイベントはほぼすべて天気に恵まれた気がします。N山のミコトのオチカラか、参加者の気合いか、まあ全部かな。

 年内残り2イベントも大丈夫でしょう。

 というかですね、なんで月とか火とか水に天気悪いのかなあ。オノレの行いか。。。


 久しぶりにあの山へ走りに行こうかと思っていたらまさかの火曜日の雨。。

 あきらめきれないので、別のフィールドでライドしてきました。

 ここも久しぶりの場所。久しぶりだと新鮮で楽しい。

 今年の紅葉は色づきがあまりよくないみたいですが、それでも所々に赤く染まったり、黄色くなった葉っぱがきれいでした。

 あっちの山は再チャレンジ。

 


 アプローチ前のおおまかなライン取りのイメージ。

 スピードを落とすところ、加速するところ、スピードをキープするところ。

 力を抜くところと発揮するところ。

 荷重を抜くところとかけるところ。

 前後のタイヤが地面と接地するところ、通過するところ。

 トレイルでなにげなく通過しているポイントでもやっていること、やるべきことはたくさんあります。

 奥が深すぎてなかなか達成感が得られないけれどライドの回数と経験値は裏切らない。

 ライドしましょう。