最近流行のフロントシングル化。

 いろいろなブランドからナローワイドと呼ばれるシングル用チェーンリングがリリースされるようになりました。

 ナローワイドチェーンリングとは、チェーンの外プレート、内プレートの幅の違いにあわせて、交互に歯の幅をナロー(狭く)、ワイド(広く)にして、チェーンリングにチェーンを深く噛みこませてチェーンの脱落を防止するなどの効果を高めたものです。

 もともとリアディレーラーのスプリングテンションの強いSRAMや、シマノのスタビライザー付きのリアディレーラーとの相性がいいです。

 ただ、フロントがシングルギアのため、当然ダブル、トリプルよりもスピードレンジは狭くなり、登りよりにギアレシオを設定すれば、舗装路などでスピードを出したいときに物足りないし、下りよりに設定すれば、登りがきつくなります。

 SRAMのフロントシングル仕様のコンポーネント(1×11)などは、リアスプロケットのロー側が42Tだったり、サードパーティーのパーツメーカーでも40T前後のリングを発売しているので、リアスプロケット側をワイドレシオにして、ある程度のスピードレンジを確保できますが、限界はあります。

 まあ、そのギアレシオの世界で、それを使いこなして遊ぶという考えもある意味あたりです。

 FORMOSAというブランドのシングルスピードチェーンリングが入荷しました。

 30T。104PCD。価格は3,685円(税別)。ちょっと試しにシングルスピード化してみたい方にもお手頃価格ながら、製品はかなりしっかりしています。

 ブラック、レッド、シルバー、グリーンの4色!