旧石川郡河内村(かわちむら)は石川県の南、手取川と直海谷川(のみだにがわ)の合流点に位置した村です。白山麓旧5ヶ村の中で最も金沢市に近く、集落はそれぞれの川岸に点在しています。また村域には縄文時代の竪穴住居跡が出土しており、原始時代より人間が居住していた事が証明されています。「村の木:桐」「村の花:藤」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により石川郡河内村が発足。
1951年、石川郡河内村より、中島・三宮・八幡・石切小原・白山地区が分離。
2005年、松任市、石川郡美川町、鶴来町、河内村、吉野谷村、鳥越村、尾口村、白峰村が新設合併、白山市となりました。
デザイン蓋はありませんが、村章が記載されたマンホールがあります。
昭和46年4月1日制定の村章は「河内村の「か」を図案化したもので、両端に走る二つの鋭角でのびゆく村を表現し、中心の円は発展と円満融合の和を表します。」合併協議会資料より
旧役場の近くで見つけた碑。左に「石川郡河内村字吉岡」と刻まれています。どういった趣旨での寄贈なのか不明ですが、これもかっての村の名残として貴重なものですね。
撮影日:2015年10月20日