旧石川郡尾口村(おぐちむら)は石川県の南部に位置し、白山国立公園の主峰・大汝峰 (2684m) を境に岐阜県白川村と境を接した村です。村域には1000m〜2000m級の山々が連なっているため、耕地や宅地に適した土地は総面積のおよそ2%。また起伏の激しい地形が多いため、集落は手取川とその支流の尾添川によって形成された小規模な河岸段丘や川沿いの山腹斜面に点在しています。「村の木:杉」「村の花:山百合」「村の鳥:鶯」を制定。
白峰村が日本有数の豪雪地帯と紹介しましたが、尾口村は更に上を行く世界有数の豪雪地帯。白山市尾口支所の敷地内に常駐する除雪車が、その事実を雄弁に物語っています。
明治22年(1889)、町村制の施行により「尾添」と「東二口」から一文字ずつとって、能美郡尾口村が発足。
1949年、白峰村、鳥越村と共に石川郡に編入。
2005年、松任市、石川郡美川町、鶴来町、河内村、吉野谷村、鳥越村、尾口村、白峰村が新設合併し白山市となりました。
マンホールは村章が記載された規格タイプのみ。
昭和46年4月1日制定の村章は、「「オ」の字を図案化したもので、円は村民の融和と平和、上の2つの鋭角は今後の飛躍発展、下の円の割は、特別天然記念物岩間の噴泉塔を表徴します。」HPより
支所近くの瀬女トンネルに描かれているのは「村の花:山百合」、「瀬女高原のラベンダー」。反対側は何だったんだろう?
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尾口支所を後にして、この日は「道の駅:瀬女」で車中泊をさせていただきました。世界有数の豪雪地帯にある道の駅では、自販機にも可愛い雪だるまが描かれています。お土産に購入した「とち餅」。初めてなのに不思議に懐かしい味でした。
この時は予定していた温泉が閉館になっていて、急遽、別の日帰り温泉を探す事態に(^^;) 多少の距離はありましたが心地よいお湯に手足を伸ばして寛ぎ、ゆっくりと一日の疲れを癒して眠る事ができました。車で旅をする者にとってこのような道の駅は、本当にありがたく大切な場所です。
改めて、その節には有難うございました
撮影日:2015年10月20日