白山市専福寺町に鎮座される「南郷(なんごう)八幡神社」。御祭神は『武御名方神(たけみなかたのかみ)・応神天皇』。
「後堀川天皇の安貞年間、横江郷光房光明天台宗専福寺の守護神として八幡大神を勧請したのを創始とすると伝える。専福寺が廃寺となったので、寺跡に当社を移転した。明治13年2月八幡社を南郷八幡神社と改称した。」石川県神社庁より
ガラスの覆い屋越しですが、拝殿の後方に本殿の屋根を僅かに見ることができます。
境内参道の左右より神域を守護されるのは明治四十一年九月建立の加賀逆立ち狛犬さん一対。石工は不明ですが、某少女漫画のヒロインのような巻き毛や、優雅にカールした毛先は感動モノ(笑)
阿形さんの足元でうずくまる吽形さんそっくりの子狛さん。まだ子供ゆえカールが少ないと言うのも面白い趣向。
編み込んだような足裏の毛の流れも、同じく編み込みの膝裏の巻き毛もいずれも非常に丁寧な仕上げ。
拝殿前左右より神域を守護される小さめの狛犬さん一対。鑿の跡に多少荒っぽい感はありますが中々の顔立ち。小さいながらも神域を守護される自負が体全体に溢れているようで好感度はUP。
つやつやと黒光りする奉納御神馬、もしかしたら陶器製かもしれませんがが、だとしたらこれほどの大きさは・・・凄い。
参拝日:2011年10月13日