大田市仁摩町仁万、神楽岡と呼ばれる丘の上に鎮座される「神楽岡(かぐらおか)八幡宮 」。御祭神は『品陀和氣命(ほんだわけのみこと)・息長帶比賣命(おきながたらしひめのみこと)・帶中日子命(たらしなかつひこのみこと)』。
由緒「全国に源氏の氏神である八幡宮が勧請された頃の応永三年、当地に八幡宮を勧請し神楽岡の山頂に社殿を造営。後に『徳川家康・足利直冬・毛利輝元』を配祀。さらに『菅原道眞公』を合祀。明治元年五月十日、村社に列する。」
社殿前左右より神域を守護されるのは、石見地方独特の風貌を持った狛犬さん一対。特に吽形さんの顔立ちはかなり特徴的で興味をそそられます。
一の鳥居左右より神域を守護されるのは関西方面でたまに見かける優しいお顔立ちの狛犬さん一対。吽形さんは、無口を顔で表現し、阿形さんは口中に玉を含み子供の様にあどけない笑顔。
二の鳥居左右より神域を守護されるのは、一般的に強面とされる出雲丹後系の狛犬さん一対。 吽形さんの物言いたげな含み笑い、なんで笑われてるのか理解できない阿形さんのコンビが実に楽しい。
二の鳥居から境内にいたる石段・・・軽く眩暈が(-_-;)
境内右手。鳥居の奥に、石灯籠と狛犬さんに護られて鎮座される「今宮社」。
神域を守護されるのは典型的な出雲構えの狛犬さん一対。阿形さんの口から顎にかけてかなりの剥落が見られます。
「忠魂碑」。左下の破損部分は丁寧に修復がなされ、注連縄が掛けられています。
参拝日:2011年5月16日