車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

雲根(くもね)神社 in 島根県出雲市大津町

2018年05月17日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・島根県

出雲市大津町に鎮座される「雲根(くもね)神社」。『延喜式神名帳』にある「神産魂命子午日命神社(出雲国・神門郡)」に比定される式内社の論社。御祭神は『素盞鳴尊・稲田姫命』

【始めは「稲田姫社」と称し、『稲田姫命』一神を祀っていたが、いつの頃からかこの社近くに、八岐大蛇の荒魂を鎮め、『素盞鳴尊』の神霊を祀る「石塚社」あるいは「石神社」という社ができた。また社名が元でこの地一帯を石塚郷とも石塚村とも言ったが、近世の始めに当社に合祀し、石塚の石の異名である「雲根」をもって社号とした。】境内案内板

鳥居前左右より神域を守護されるのは「昭和八年(1933)十月吉日」建立の出雲丹後狛犬さん一対。 

大きな毬を手に、阿形さん足の間に収まる子狛の何とも可愛いこと。

参道正面に拝殿

拝殿近くより神域を守護されるのは「文政十一年(1828)」建立、来待石の出雲丹後狛犬さん一対。その材質ゆえに細かい細工を可能にした来待石は、また相反して、長い年月に耐えられない面も併せ持ちます。損傷が酷い為同方向の画像。

御本殿向かって左に鎮座される境内社「稲荷社」

社殿内の奉納神狐

社殿近くより神域を守護されるのは、まだあどけなさの残る神狐さん一対。

社殿玉垣の外より神域を守護される神狐さん一対。先ほどの神狐さんから見るとかなり大人の雰囲気。

「境内社・石神社」。「石塚」とも呼ばれており、社は無く『八岐大蛇荒魂』を祀ります。「昔、退治された大蛇の頭がここへ流れ着いたので、村人が哀れんでこれを祀り、石で塚を作りました。ところが、塚から夜な夜な怪火がでて、村人は安心して眠れません。そこで素盞鳴尊の神霊を祀ったところぴたりと止まった」素盞鳴尊さん、最強(^.^)

境内社「石神郷総荒神」。社殿は無く狛犬に守護される御神木のみ。

境内社「欠所荒神碑」「弥八荒神」「昭和荒神社」

「境内社・速玉社」・「社日祠」

本殿裏に「旅伏(たぶし)大神」

参拝日:2011年5月17日

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする