明治期、横須賀造船所長、海軍造船会議議長、明治22年(1889)に開庁した佐世保鎮守府の初代長官などの要職を歴任し、日本造船の父と呼ばれた「海軍中将男爵:赤松則良(のりよし)」。
磐田市見付の県道44号線沿いには、煉瓦造りの門構えが目を引く「旧赤松家住宅」が「旧赤松家記念館」として一般公開されています。
切妻屋根門の右建物は供待(ともまち)用。同じく切妻屋根門の左建物は門衛(もんえい)所として使用。
記念館には『勝海舟、榎本武楊』らに関する幕末から明治期にかけての資料や、徳川宗家十五代・慶喜公や、十六代・家達公などに関する文化財が展示、保存されており、また有料ですが磐田茶の一服も楽しめるそうです。
こちらは旧赤松家の内蔵で、一階は個人や団体等の作品展示スペースとして利用されています。
台所の洗い場として使われていた水屋。壁全部がレンガ造りの為か、まるで異国の風景を思わせる佇まい・・
ここに小テーブルと椅子を置けば、格好のBBQスペースになりそう(^-^)
こちらの建物は、明治20年代に建てられた土蔵の一つで、米蔵として使用されていたもの。現在は企画展示室として一般公開されています。
半円の窓が設けられた煉瓦と漆喰の壁・・単に間仕切りの壁なのか、後ろに何かの建物があったのか不明(^^;)
庭園の一角に設けられていた貯蔵庫と思われるもの。折角傍らに説明があったのに・・・多分、HPで検索すれば分かるだろうと思ったのが失敗のもとでした(-_-;)。
この歴史的な旧跡は、たまたま別の場所に向っている時に見かけ、急遽車を停めて貰って見学。とにかく大急ぎで目に付いたものだけを画像に収めたという、私としては非常に不本意な訪問。本当なら資料館の中も、建物の細部も見たかったのに・・・駐車場もあり、声もかけたのに・・なぜ一緒に来てくれなかったのか、思い出すたびに後ろから蹴りを入れたくなる・・歴史的建築物の見学になりました(笑)
訪問日:2010年4月18日