車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

小國(おくに)神社~其の二 in 静岡県森町

2019年03月16日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・静岡県

昨日に続いての小国神社境内の案内、~其の二では鳥居を潜った先から順を追っての紹介です。

神橋を渡り、深い緑の参道をすすんだ先に鎮座される、末社「飯王子社(いいおうじしゃ)」。 御祭神は『保食神(うけもちのかみ)』、旱魃(かんばつ)への祈願を行う為に祠を建てたのが創建とされます。

樹齢数百年の杉並木の中に続く自然道は「勅旨参道」。勅使とは朝廷や君主が出す使者のこと。勅使参拝の際に使用した専用の参道跡で、一般の人は通行できません。

神前に進む前に穢れを清める手水舎。手水の「16菊花紋章」が朝廷との縁の深さを物語っています。

参道途中、緑の腕(かいな)に抱かれるように鎮座されるのは、「鉾執社(ほことりしゃ)」。 「鉾執」とは「仲立ち」を意味し、神社に奉仕された代々の杜家・神人の御霊が祀られています。

木立の隙間から漏れる光を反射してキラキラとゆらめくのは、鏡池とも称される「事待池」。 朱塗りの太鼓橋が池の面に映り込むさまは、俗界から遠く離れた神の領域にも思えて・・。

神社に願い事を祈願して事のままにじっと待ち、願いが叶ったらお礼に池に鯉を放つ・・ 事のままに待つ池・・「ことまち池」と呼ぶそうで、分かったような、分からないような(^^;)
更に池の水を汲み、「いぼ」に付けると、「いぼ」が取れるので「いぼとり池」とも・・・なんかいきなり現実的になりました(笑)

朱塗りの太鼓橋を渡った正面に鎮座されるのは「八王子社」。御祭神は、天照大神と素戔嗚尊の誓約時に出現したとされる『五男神・三女神』。 さらに、天地開闢の最初にあらわれた造化三神の一柱で、神稲を植える土の神『国狭槌命(くにさづちのみこと)』

「八王子社」の隣に鎮座されるのは「宗像社」。御祭神は『田心姫命・田霧姫命・市杵嶋姫命』。女性守護の神で水神とも称され、御祭神は『宗像三女神』と称されることもあります。

朱塗りの橋と対を成す陶器製のきらびやかな橋は、2011年6月に設置された「事街(ことまち)橋」。 同行の友人と二人、「なんかイメージが・・・」「だよね~」などと言いつつ、しっかりツーショット(笑)

こんな調子では、拝殿に辿り着くのはいつの事になるのやら(笑)。崇敬篤い方々にはお叱りを受けそうですが・・・。
という事で続きはまた明日・・・大きな神社はどうしてもこのパターンが多いねぇ~(^^;)(^^;)(^^;)

参拝日:2011年11月16日&2016年12月14日

 

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