旧赤磐郡瀬戸町(せとちょう)は岡山県の南東部に位置した町です。岡山市、備前市、瀬戸内市、赤磐市に隣接。町域の中央に鉄砲山と呼ぶ小高い山があり、その東側を吉井川、西側を砂川が流れ、南西部と北東部にはやや平地が広がるが大半は標高100m - 350mの丘陵地となっています。古代においては備前国磐梨郡「物理(もどろい)郷」の一部であったとされ、吉井川沿いの北東部に位置する宗堂地区には、ここでしか咲かないと言う「宗堂桜」があり、岡山県指定天然記念物に登録されています。「町の木:マツ」「町の花:サツキ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、磐梨郡(いわなしぐん)物理村(もどろいそん)、赤磐郡万富村・潟瀬村・玉井村が発足。
1900年、 郡制の施行により、赤坂郡・磐梨郡の区域をもって赤磐郡が発足。
1915年、物理村が町制を施行、改称して第一次赤磐郡瀬戸町が発足。
1951年、万富村が町制を施行、赤磐郡万富町となる。
1955年、瀬戸町、万富町、潟瀬村、玉井村が合併、第二次瀬戸町が発足。
2007年、岡山市に編入合併。
2009年、 岡山市が政令指定都市に移行、瀬戸地区は岡山市東区となる。
マンホールには中央に旧町章のある規格タイプのみで、集排用も規格タイプとなっています。
昭和43年(1968)1月1日制定の町章は「セトを図案化し、若々しく、力強く調和がとれて発展する瀬戸町の姿をあらわしています。」合併協議会資料より
砂川に架かる瀬戸橋の欄干に見つけた二つのモニュメント。瀬戸町は「文化の町」だそうです。
もう一方にはとても立体的な「宗堂桜」のモニュメント。何も知らない人が見たら絶対に「バラの花」と思う😅
撮影日:2009年5月5日