車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

ご当地マンホールとマンホールカード in 岡山県旧長船町(瀬戸内市)

2021年10月25日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・岡山県

旧邑久郡長船町(おさふねちょう)は岡山県南部に位置した町です。岡山市、備前市、邑久郡邑久町、赤磐郡瀬戸町に隣接。長船・八日市・福岡などの集落が自然堤防上に立地し、町域の南北を貫いて流れる吉井川と、東西を走る山陽道によって古来より流通の便に恵まれ、米・麦・酪農を中心とした農業が盛んに行われてきました。中世においては、長船鍛冶の中心地として数々の銘刀が生み出されてきました。これは中国山地で採集される砂鉄(赤目(あこめ))が日本刀を作るのに適していた事、砂鉄から玉鋼(たまはがね)を作るためのタタラに必要な強い火力を生むクヌギ系の木が自生していたこと等が大きく関わっています。「町の木:あくら(クロガネモチ)」「町の花:キク」を制定。

明治22年(1889)、町村制の施行により、邑久郡美和村・国府村・行幸(みゆき)村が発足。

1955年、美和村、国府村、行幸村の3村が合併、町制を施行し邑久郡長船町が発足。

2004年、邑久郡邑久町・牛窓町と合併、瀬戸内市長船町となりました。

マンホールには、町の花「菊」と、刀鍛冶が刀を打つ姿が描かれています。

昭和50年1月29日制定の町章は「備前長船兼光の刀の鍔を図案化し、三つの円は合併前の美和村・国府村・行幸村を表したものです。」合併協議会資料より

吉井川に架かる備前大橋の欄干には、見事な細工が施された刀のつばが、モニュメントとして使われています。

撮影日:2008年5月2日&8月15日&2015年8月12日

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2018年8月11日、第8弾として全国76自治体76種類(計364自治体418種類)のマンホールカードの無料配布が開始されました。瀬戸内市Bのマンホールカードは「備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館」で。博物館休館日の平日は「瀬戸内市長船支所」にて頂けます。

2018年に設置開始されたマンホールには「市の花:菊」と「刀匠」がデザインされています。

「日本刀の中で質・量ともに日本一を誇る備前刀。 その中心である長船は「日本刀の聖地」と呼ばれています。 ここ備前おさふね刀剣の里では、鍛刀場・工房などがあり、日本刀の展示だけでなく職方の作業を見学することができます。 このマンホール蓋デザインは、刀鍛冶を中心に配置。 バックには市の花である菊を描き、市章を満月で囲み、月明かりの中、炎と対峙している緊張感を色で表現しました。 このカラー版は、2017年11月に開催された「マンホールサミット2017in倉敷」の時に新たに作成しました。 平安・鎌倉時代から続く「備前刀」の産地「長船」で歴史を感じてみてください。」

座標軸マンホールとカード

訪問日:2018年8月13日

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