喜多方市押切2丁目、蔵づくりの文化を後世に伝えることを目的に設置された「蔵の里」。閉館時間5時、最終入館は午後4時30分で・・只今4時30分😱
外観だけを駆け足でチラ見・・という、何ともお粗末な結果になってしまいました。仕方ありません、街歩きはついつい時間を忘れてしまうものなのです。
大正12年(1923)に建てられた「旧東海林家酒造蔵」。この蔵では、かつての銘酒「白山」が醸造されていましたが、昭和7年(1932)に「夢心酒造」が譲り受け、倉庫として使われてきました。
社会教育の形成・発展に尽くした功績を称えられ、昭和47年(1972)に喜多方市名誉市民第1号となった『蓮沼門三』氏 「愛汗の碑 愛なき人生は暗黒なり 汗なき社会は堕落なり」
遠目からの外観だけですが、保存民家二軒も辛うじて垣間見る事が出来ました。江戸初期から明治初期まで、下三宮村の肝煎を務めた「肝煎屋敷 旧手代木家住宅(福島県指定重要文化財)」。異色ある間取りや鉤型に曲げられた造りなど、江戸後期の形態を良くとどめています。
現在地の南角に位置する座敷棟は幕末近くの増築ですが、移築に当たってはこれらも保存し、明治元年の農民一揆打ち壊しによると伝えられる多数の柱傷もそのまま残しているそうです。
「郷頭屋敷:旧外島家住宅(県指定重要文化財)」。木造・寄棟造り・茅葺き・平屋建て「まがり」付き。江戸初期から幕末まで郷頭を務めた外島家の住宅で、主棟および曲り棟の創建は明和8年(1771)の記録が残っています。
蔵の里の道路向かいにある「喜多方市美術館」。
時間的にはセーフだったのですが、美術関連に疎い二人には猫に小判😓 煉瓦造りの門にほんの少し心を引かれつつも、日のあるうちに次の目的地に急ぎます。
訪問日:2015年6月20日