常滑市陶郷町、「あみだ堂」境内社として鎮座される「贄代(にえしろ)稲荷神社」。御祭神は『稲荷神』と思われますが、由緒等を示す資料はなく詳細は不明。
長くて急な石段の先にひるがえる「贄代稲荷大明神」の幟旗。決して大きな神社ではありませんが、地元の方々の崇敬の篤さが伺えます。
長い石段の先、境内入り口より神域を守護されるのは『片岡静観』作の陶彫狛犬さん一対。四神獣の白狐を思わせる整った顔立ちと百獣の王を連想させる四肢の逞しさ。
見る角度によって優しくも、また怖くさえも見える顔・・・建立年は昭和30年頃と言われています。
「あみだ堂」
本堂屋根の留め蓋で見事な逆立ちを決める飾り瓦の獅子一対。
阿弥陀堂に並んで朱の鳥居の奥に鎮座される「贄代稲荷神社」。社殿横には同じく境内社「三頭黒龍神社」が鎮座します。
稲荷社の祠前より神域を守護される陶彫神狐さん一対。お口に咥えるのは巻物だけのようですね。
境内から見る常滑の市街、ひと際高く見える煉瓦造りの煙突・・こうして見ると結構な高台に居る事を改めて実感します。
参拝日:2011年9月24日
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