関宿入口の「碑」の存在に気を取られ、思わぬ道草を食ってしまいましたが関を過ぎてしばらく走り、沓掛の信号手前で鈴鹿川沿いの道に。降りしきる雨が行く手を邪魔し、この先の展開を想像すると気持ちも萎えそう・・
なんて弱音は禁物!とりあえず(笑)亀山市関町沓掛にある「鈴鹿峠自然の家」の駐車場に到着。もう少し小雨になるまで車中で待機。ついでに遅くなった昼食を済ませて・・・こんな時車泊仕様の車はのんびりと足を延ばして寛げるので楽です(〃∇〃)
とりあえず傘をさして歩ける状態になったので、流れに逆らって坂道を登る事に。左手に並んだ杭は東海道五十三次の宿場名を書いたもの・・・、でもとにかく雨なので上を目指します(笑)
「鈴鹿峠自然の家」公式HPには、「豊かな自然と東海道五十三次坂下宿や鈴鹿峠に隣接した歴史環境の中で、あたたかみのある木造校舎を活かしてさまざまな体験活動が行える。」と紹介されています。
国登録有形文化財の建物は、昭和13年(1938)に建築された木造平屋建、瓦葺の「旧坂下尋常高等小学校」。片廊下4教室の校舎2棟を並べ、正面中央に妻をハーフティンバー風にみせた車寄せ。
下見板張りのベージュと白のコントラストが美しい旧校舎。玄関には車寄せもあり、その当時としてはかなり立派な校舎です。
建物の一段下にある「天文台「童夢」。「2002年から天体観測を主体として地域活動を展開してきた「坂下星見の会」の実績を受けて、亀山市によって2010年3月に設置されました。星がきれいにみえるという坂下地域の特性をいかして、数多くの方々に天文に興味をもっていただくとともに、地域の交流の場となるコミュニティ天文台として運営を行っている三重県下でも貴重な存在です。」公式HPより
こうやって横に並んでみるととてもこじんまりとした建物だという事がよくわかります。それでもこんな静かな山の中で見る星空は、きっと降るようにい美しいだろうと思います。
雨だったのできちんと確認しなかった何かの顕著碑。後で調べればわかるだろうと思っていたのですが・・・甘かった。
校舎の見学も出来そうにないし、この雨では周囲をうろつくのも難儀だし・・万が一にもと目で追った限りでは、マンホールのマの字も無さそうだし(-"-)
ここは潔ぎよく引き返し、次の目的地を目指す事にします。校舎の反対側に見えているのは「鈴鹿馬子唄会館」。「坂は照る照る 峠は曇る あいの土山雨が降る」、鈴鹿峠を発祥の地とする鈴鹿馬子唄。馬の背を撫でながら峠を超える馬子の唄が聞こえてくるような・・
「坂(坂下宿)は晴れ、鈴鹿(鈴鹿峠)は曇り、相対する土山(土山宿)は雨が降る」
東海道五十三次の標柱を数えながらのくだり坂、何だかんだと言いながらでもそれなりに楽しめるのは、きっと仲良しのJさんが一緒だから d(-_^)
次の目的地は「坂下宿」。車が走り出したところで雨は小降りに・・・何だかなぁ・・(=_=)
訪問日:2015年9月6日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます