静岡駅北口駅前広場に、駿府城公園の「鷹狩りの家康」と同じ彫刻家『堤直美氏』の製作で、手に采配を持ち西国を睨む五カ国時代の『徳川家康』像。
いまだ秀吉の下にあって、天下統一の時機をうかがっていた『家康』、50歳前後の像だそうです。
駅の広場には「家康公が愛したまち 静岡」のフレーズを冠したパネルが展示。 家康は「少年期・青年期・大御所時代」とその生涯の中で三度、駿府に居住しています。
今川の人質として駿府で過ごした幼年期の『竹千代』の銅像。 作者はやはり『堤直美氏』で、駿府時代の家康像がすべて彼の手によって製作された事になります。
どこを見ても家康尽くしの静岡市駅、家康の生涯を簡単に紹介したコーナーがあり、最初のスタートはわらじの絵から・・。なんとこれは家康が実際に履いていた実物大の草履だとか。
22cm弱と小さいほうの部類に入る私の足ですが、それでもこの大きさは半端ではありません。 昔、足の大きな『ジャイアント馬場』というプロレスラーがいましたが、それ位有るのでは。
で・・久能山東照宮には家康37歳の頃の手形が残っているのですが、手は普通よりも小さめ。 我が家のご亭主殿は靴のサイズ24.5cm、それに合わせて手もかなり小さい方です。 家康の手形に合わせてみるとほぼ同じ大きさ・・と言うことは家康公、足だけが異様にでかかった?!
久能山東照宮が出てきましたが、駅前には「久能山東照宮・国宝指定記念之碑」。 元和3年(1617)に創建された社殿は、江戸初期の代表的建造物として、本殿・石の間・拝殿が2010年12月に国宝に指定されました。この碑はそれを記念して建立されたようです。
このいわくありそうな塔は、静岡駅南口で見つけた「東照宮三百年祭祈念塔」。 大正4年4月17日に建立されたもので、「従是 弐里拾壱町(これより二里十一町)」とあります。
おそらくこの塔が建てられた場所から、久能山東照宮までの距離が記されているのでしょう。 が・・・せっかくの記念塔がこんなに自転車に囲まれて、しかも下はゴミだらけ・・ちょっと興醒めでした。
車泊旅で何度かお世話になった東名高速「日本平PA」の記念スタンプ。それもこれも含めて見事に家康一色。大阪・・ここまで太閤さん一色だったかな?
訪問日:2016年12月11日
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