本格的な冬への風物詩、沢田の柿山に落ち葉焼きの白い煙がたなびいた
今日は今年最も寒さが厳しい朝となるとの予報であったが、昼間はとても温かかった。そんな今日は、昨日に続いて「落ち葉焼き」の作業に頑張った。これまでで最高の5時間、朝10時から15時まで、心地よい汗を流した。帰宅しても、何だか煙にむせられた匂いが消えなかった。加えて、さすがに今は足は怠いし、腰が痛い。明日、起きてからこの痛みがどうなるかだ。
各々のオーナー木の下は、わりと簡単に落ち葉が集められるのだが、吹きだまりとなった箇所の落ち葉はとても集めにくい。しかも、自分のオーナー木の下は注意するが、吹きだまりまでは目がいかない傾向がある。
加えて、昨日、今日と作業日を設定したが、ご連絡のない方もあり、そのぶんもみんなで集めて燃やすので、なかなか大変な作業となった。それでも今日は、たくさんの「育て隊」メンバーが参加してくれたので、とてもありがたかった。参加していただいたみなさんに、感謝、感謝だ。
それにしても、今日はよく働いた。柿山はそれなりの傾斜があり、上り下りも大変で、結構な運動になる。温かかったこともあり、心地よい汗をかいた。
いつもなら午後は風が強くなるのだが、今日は温暖で風もなく、とても作業がし易く、まだ焼けていない落ち葉が少しだけ残したものの、ほとんどを焼くことが出来た。とても嬉しい。
そんな今日は、沢田の柿山にたくさんの白煙がなびいた。この落ち葉を焼く白い煙は、本格的な冬到来を告げる、沢田の風物詩だ。
それにしても、今日ほぼ作業を終えることが出来たのは、お手伝いいただいた私たちの柿育てのお師匠さんであるKさんご夫妻や、少し作業が手間取り、昨日に続いてご無理をお願いしたOさんなどのご援助があればこそだ。
加えて今日は、Kさん(女性)がお昼を用意してきていただいた。ご自身で釣ったタコなどを料理しご持参したいただいた。かつ予定より参加者が多かったので、パンなども買い増してきていただいており、みんな大喜びでご馳走になった。Kさん(女性)は、柿山で作業をする場合には、いつも何か用意していただいている。感謝しつつ、いつもご馳走になってばかりで反省だ。
ところで、落ち葉焼きに汗を流す私たちの横の柿山では、柿生産組合の組合長さんが剪定作業に汗を流されていた。その木を見ると、実に見事という他はない枝振りとなっており、それは美しくさえもあった。私たちも、この次は剪定作業が待っている。
さて、その剪定の講習会は、クリスマスイブの24日の13時30分から、柿生産組合の選果場及び柿山現地で開催される。私たちの「柿育て隊」としては、10時30分から「お礼肥の散布」を行い、その後近くの「えびす水産」でランチを兼ねて打ち合わせをし、その後「剪定講習会」に参加することとした。こんなイブの過ごし方もあるのだと、自分に言い聞かせた。
ところで今週の始め、あるスーパーに立ち寄ると、まだ「沢田の柿・箱入り」が販売されていた。来年は、少しだけでも販売できるような柿を育てたいと考えている。そのためにも、まずは剪定作業を頑張らねばと、目は前を向いている。