地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

一輪車が横転

2010年11月28日 | 沢田の柿育て隊
 


早く終えなければと焦る気持ち、一輪車は横転させるし収穫用ハサミも紛失

 昨日に続いて、今日も柿の収穫に行った。その柿の収穫中に私の携帯が鳴った。ご指導いただいているKさんからで、私たちの「柿育て隊」の柿山のオーナーであるOさんが、「いつ収穫するのか、早くしないと」とやきもきされてるので、早急に収穫をとのことであった。

 さもありなん、もう沢田の柿山で、柿がなっている木は数えるほどだ。早く柿を収穫しなければ木にもよくないと思いつつ、頑張っていつものカゴに、柿をいっぱいに入れた。すると何とも重たく、一度選果場へ降りて、一輪車を借りて運ぶこととした。

 しかし、一輪車の運転はとても難しく、ナントナント、横転して柿をばらまいてしまった。坂道に柿の転げること、転げること、切ない思いで追いかけた。

 こんな苦労した今日の収穫作業だが、今日は加えて大変なことを起こしてしまった。武士の社会であれば、切腹ものだ。柿の収穫になくてはならない「収穫用ハサミ」を、何と紛失してしまったのだ。帰宅するとそのハサミがなく、立ち寄ったところにも電話したが、どこにもない。とても焦り、且つ慌てた。

 考えてみると、ハサミは袋に入れた記憶がある。一輪車を横転させた際に、落としたのだろうとの結論に達した。そこで、今日同じ「柿育て隊」のHさんが収穫に行くと聞いていたので、電話して探してくれるよう頼んだ。すると、嬉しいことに「落ちていましたよ」と電話をしてくれた。これで、切腹は免れた。一安心だ。

 それにしても、もうこの時期の柿の色の美しいこと、美しいこと。まさに「柿色」だ。少し柔らかくはなっているものの、夜露を浴びて甘さもすごく増している。ただ、今年の酷暑の夏に「やけど」した部分であろうか、黒くなっている柿もある。柿を育て収穫する作業を通して、いろんなことを学ぶ。そしてまた、気分転換にも最高だ。

 ところで「沢田の柿生産者組合」による沢田の柿の販売も、今日を含めてあと三回となった。後は、12月1日(水)と3日(金)のみだ。販売は箱入りからで、その後に格安の「赤袋」の販売となる。販売開始は、13時からだ。私が柿山から下りてきた11時前には、もう10人近くが並んでおられた。大変な人気だ。

 私の柿育ても来年は三年目、勝負の年だ。来年こそは頑張って、しっかり大玉を育てて、みなさんにお届けできればと思う。私たち「沢田の柿育て隊」は、公民館の「クラブ講座」としての位置づけであり、その成果を示す美味しい柿を、みなさんにお分けもしたいと考えている。

 
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柿の収穫

2010年11月28日 | 沢田の柿育て隊
 


友人がお友達を誘って柿の収穫にきてくれた、柿の収穫作業はとても楽しい

 昨日は友人がお友達お二人と一緒に、我が柿山に上ってきてくれた。三人は各々にリュックサックや大きなバッグを用意して、男の私でも持ち上げられないくらい詰め込まれていた。一本の木は、ほとんど柿がなくなった。
 それにしても、「沢田の柿山」はどの木にも柿はなっていない。全て収穫済みだ。我が「沢田の柿育て隊」のメンバーの方のオーナー木も、私と友人Tさんの木を除くと、まだ柿の実がついているのは数本しかない。
 我が柿の木も、早く収穫を終えてあげて、柿の木を楽にしてあげたいとは思うのだが。今日の収穫作業を終えても、まだ小さな柿がかなりの量が収穫を待っている。あまり長く柿の収穫を遅らせると柿の木が弱って、来年の柿の着果に影響してくる。
 ところで、昨年は12月2日に最後の収穫をしている。そして柿の収穫後は落ち葉かきをして、燃やす作業が待っている。落ち葉は病気を含んでいることがあるので、必ず燃やすことが必要だ。
 そしてまた、落ち葉が残っているとお礼肥を施す際に、落ち葉と共に風に散布したお礼肥が飛ばされたりするので、しっかりと土地に染みこまない恐れがある。落ち葉かきとその落ち葉を燃やす作業はとても大切だ。来月早々には、それをやらなければと思っている。
 そんな柿の収穫作業を楽しんだ後は、「珈琲館プラス」で少し早いがお昼とした。嬉しい時間を過ごした。

 
 
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柿まつり後

2010年11月25日 | 沢田の柿育て隊
 


「柿育て隊」の方から、「柿がまぶれとるが、はよおとらにゃー」と言われた

 「あんたの木は、柿がまぶれとるが。まびぃとらんのじゃろー。柿がちいせえし、甘さがねえ」と、昨日「柿育て隊」のメンバーから、愛情に満ちた、そして優しいお言葉が寄せられた。その方は加えて、「まぶれとったから、ちぃともろうた」とも言った。さらに続けて、「はよぉとらんと、柿があこうなってくさりょうるで」とも言った。

 その方は、昨日が「今年最後の柿の収穫」だったそうだ。それを聞くと、余計に焦った。確かに我がオーナー木の柿は、今年の摘蕾摘果が不十分に加えて、今年の夏の酷暑と小雨の影響で玉太りが極めて悪く、全てとても小さい。言わば鈴なり状態となっている。当初は「落ち葉病」で、柿はダメになるとも言われたが、何とか収穫の時期を迎えることができた。だから、小さな柿が鈴なりで、ご指導いただいているKさんの「柿ではなく、みかんを育てている」との言葉はまさに至言だ。

 ともあれ、「早く取らないと」と言われたこともあり、早速今日取りに行った。さすがに「沢田の柿まつり」が終わったこともあり、どこの柿の木にも、もう実がなっていない。みなさん収穫を終えられている。我が木の柿は、カラスが美味しく食べてくれている。

 ともあれ、今日も頑張って柿の収穫をした。今週は、もう一度行ければと考えている。そして収穫が終わったら、その次には最も難しい剪定が待っている。来年は柿育て三年目、そろそろ上達しなければと心している。

 
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赤袋

2010年11月21日 | 沢田の柿育て隊
 


今年の「沢田柿まつり」、歴史的不作の中で人気の「赤袋」は即売り切れ

 昨日に続いて、今日もとても暖かい日だった。今日の「第22回沢田の柿まつり」には最高のお天気だ。私が参加させていただきだしてからは雨が降ったり寒かったりと大変だったが、今日のようなお天気は格別だ。

 そんなお天気のいい日の「柿まつり」には参加できない。トホホだ。それでも、朝8時半頃には会場に行き、見知った方、公民館時代にお世話になった方々にはご挨拶をさせていただいた。そして、9咲きすぎには会場を後にしてしまった。

 ところで、例年気になる「赤袋」については最高時は15トンの出荷であったが、最近では10トン程度となり、以前は、000円袋のものだったが、より多くの方に渡るようにと近年は500円袋となっている。

 今年についてだが連年の山積みから見ると、半分程度しかないように思う。今年は、まさにこれまでになく不作の年であり、なかなか「赤袋」が出なかったのだろう。もう沢田の柿の木には、ほとんど柿はない状態となっている。

 ところで、「柿まつり」は午前10時に開会宣言とテープカット。そこで、長蛇の列の「赤袋」目当ての方が売り場のテントに直行。そして、それが少し落ち着いた10時30分に「開会式典」が開催されるのが通例だ。

 今年は「式典」開会の頃には、もう「赤袋」は売り切れたとも聞く。つまり、30分ともたなかったようだ。あの柿の少なさでは、そうだろうなと納得した。それでも、早朝から並んで、買えなかった方がたくさん出たであろうことを思うと、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいだ。私は格別何かのお世話をしているわけではなく、単に人様の柿山をお借りして、オーナー木を育てているだけなのだが。

 それにしても、今年は「柿まつり会場で会いましょう」という電話やメール、さらには新しいブログ仲間の方からも「顔を見たら、声をかけますね」とのありがたく嬉しいご連絡もいただいた。なのに、しかも今日のような好天の日に、他の会議参加でお会いできないとは、残念・無念だ。いささか切ない思いをした。来年こそは、「柿まつり」を最優先として参加することを、今から固く心に決めている。

 なお、我がオーナー木にはとても小さいけれど、まだまだたくさん実っている。「沢田の柿」であり、小さくても美味しいので、是非とも収穫を楽しんで欲しい。ご連絡を持っている。

 

 
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近づいた

2010年11月19日 | 沢田の柿育て隊
 


今年の「沢田の柿まつり」は明後日・21日(日)、是非ともご参加を

 今日は柿山へ行った。昨日、友人が柿山に行ったとハナショーおかやまにアップしていたので、行かねばと発奮した。

 いつも車を駐めている場所へ行くと、私の友人の車と同じ車種が停まっていた。もしやと思い柿山に上ると、聞き慣れた声が聞こえてきた。やはり、同じ「沢田の柿育て隊」の一員である我が友人Tだった。

 その友人が日頃お付き合いのある「自然体験リーダー」の方二人が、柿の収穫のお手伝いをしていただいていた。そして、その方々は「柿育て」に精通しておられ、私と友人のオーナー木を見て、柿の木の剪定と摘蕾・摘果ができていないと鋭く指摘をされた。その通りで、ぐうの音も出ない。ま、剪定も摘蕾・摘果も来年こそはという思いだ。

 それにしても、明後日・21日の「沢田の柿まつり」を前にしており、沢田の多くの柿の木は、収穫を終えられており、カラス用の一つ、二つが木に実っているのみとなっている。私たちのご指導をいただいているKさんの、私と同じ柿山にあるオーナー木も、キレイに収穫を終えられている。

 ただ、我がオーナー木にはとても小さい柿だが、まだまだたくさん実っている。いささか焦る気持ちだ。早く、頑張って収穫しなければと思っている。そんな今日、私たち「沢田の柿育て隊」のHさんも、柿山に上ってこられて、今年最後の収穫されていた。

 ともあれ11月21日(日)10時には、「沢田の柿まつり」が開会する。今年も、とても甘くて美味しい沢田の柿がたくさん用意されている。また、幡多学区等の諸団体の手で実に多くのテントに、新鮮なお野菜や食べ物等が用意されている。また様々に楽しい出し物やクイズ等、内容豊かに準備されている。是非とも、百間川河川敷に立ち寄られることをオススメする。

 
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ご招待

2010年11月13日 | 沢田の柿育て隊
 


柿の収穫に子ども達を招待して、木に実る柿を取るのを楽しんでもらった

 今は秋も深まり、木々は美しく化粧をして人々を魅了している。少なくない方々のブログに、美しい紅葉の写真がアップされている。私も一枚くらいはと思い、今日シャッターを押した。

 そんな今日は終日白い粉を被ったようなお天気だった。秋なのに黄砂が降り、とても視界が悪く、気分まで鬱陶しい感じとなる。

 そんな中で、今日は「竜操子ども劇場」のお子さん達を我が柿山へご招待した。何しろ幡多小学校は沢田の柿山を所有しており、以前は教師と父母が力を合わせて柿山の手入れをし、子ども達(小学校5年生)は柿づくりについて学ぶと共に収穫もしていた。しかし、今は子ども達は収穫の機会がないとのことなので、ご招待した次第だ。

 我が思いに応えていただいて、今日は小学生9人とお母さん達3人の計12人が、我が柿山で柿の収穫を楽しんでくれた。ほとんどの子ども達は木に実っている柿を、初めて自分の手で取るということで、とても楽しんでくれていたようだ。

 私にとって、柿を育てるということは気分転換になり心地よい作業だが、今日のように子ども達が柿の収穫の喜びを実感してくれることで、二重の喜びとなる。子ども達が参加してくれて、とても嬉しかった。

 それにしても、我が柿の木は、小さな柿がスズナリ状態だ。柿育てを指導していただいているKさんから今日も、「蜜柑を育てょーたんじゃなぁ、一枝一果という言葉があったよなぁ」と、やさしくご指導もいただいた。来年こそは、摘蕾摘果をしっかりとやらなければとと今は思っている。でも、その時期になるともったいなくて、多分なかなか間引けなくなると思うのだが。

 ともあれ、まだまだたくさんの柿が実っている。お子さんのいらっしゃるご家庭で、沢田の柿を収穫したいと思う方があれば、カラスも食べてくれておりまさに今が食べ頃なので、柿は小さいけれど、我がオーナー木を提供するので楽しんで欲しいと考えている。乞うご連絡。

 
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朝露

2010年11月06日 | 沢田の柿育て隊
 


二個480円で販売されている「沢田の柿」、私も負けじと今朝収穫した

 あるお店に入ると、果物のコーナーに「沢田の柿」という札があり、気になって見た。できのいい大きな柿は二個480円、そして三個298円のもあった。
 「三個298円」、それくらいの大きさの柿なら、我がオーナー木にも実っていると、今朝は早くから収穫に柿山に上った。朝8時過ぎだと、まだ朝露が残っている。柿は朝露に会うと、とても美味しくなる。いよいよ本格的な食べ頃となった。
 ところで、今年の沢田の柿まつりも今月21日(日)10時~、百間川の河川敷で開催される。今年は夏の酷暑や秋の暖かさによる落ち葉病などの影響によって、例年の半分くらいの収穫だそうだ。例年でも直ぐに売りきれとなる、「柿まつり」で人気の赤袋はすぐに完売になることが予想される。また、早朝から、大変な行列ができることだろう。
 ともあれ、今日収穫した柿は食べてみてもずいぶんと甘くなっていた。それでも今年は当たり外れがあるので、お世話になった方へのお届けは躊躇している。

 
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柿山色づく

2010年11月03日 | 沢田の柿育て隊
 


次第に秋が深まる中で、嬉しいことに私たちの柿山も黄色く色づいてきた

 平成元年から毎年開催されている「沢田の柿まつり」は、津高マスカットまつり、足守メロンまつりとともに、岡山3大フルーツまつりともいわれている。

 この「柿まつり」は、沢田の柿が出荷される頃にあわせて幡多学区全域から野菜・果物の産物を持ち込んで販売する。そして、各種イベントを始め、各町内会手作りの出店テント村が河川敷一帯に広がり終日にぎわう。今年の「沢田の柿まつり」は、11月21日(日)に開催される。是非とも、百間川河川敷にお出かけを。

 その「沢田の柿まつり」が近づいてきている中で、沢田の柿の出荷もいよいよ本格化している。今週くらいからは赤袋の販売に加えて、箱での発送も始まる。

 そんな今日、柿山へ登った。前回からは10日位の間隔が空き、久しぶりだ、ウォーキングにちょうどいい距離で、しかも登りだから嬉しい。加えて、柿山は空気も美味しくリフレッシュにもなる。年会費3千円でとても体にいいし、気分転換にもなり、加えて美味しい沢田の柿が食べられるのだから、とても嬉しい。

 今年の柿は不作だが、それでも時期になったのか柿山が色づいていた。朝晩が寒くなり、夜露に会うと柿はより色づき美味しくなる。心がワクワクする。

 ただ、今日も柿の収穫をしていて思ったのだが、剪定の下手さ加減を痛感するし、摘蕾・摘果の不十分さにも恥じ入るばかりだ。来年こそは、心したい。

 そうは言いつつも、柿を収穫して沢田の柿生産者組合の選果場近くを通ると、「ええのができとるが。うちはさっぱりじゃ」と声をかけていただいた。少しだけ嬉しかった。

 
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収穫祭

2010年10月30日 | 沢田の柿育て隊
 


手作りのおにぎりや差し入れで、沢田の柿育て隊の収穫祭兼総会を開いた

 まだ体調が全快というわけではないが、今日は待ちに待った「沢田の柿育て隊」の「収穫祭兼総会」だ。当初は柿山現地での開催としていたが、台風の到来、そして雨を考えて公民館での開催と変更した。何しろこの「沢田の柿育て隊」の活動は、東公民館のクラブ講座として位置づけてもらっているので。
 ともあれ、今日の収穫祭に向けて、「育て隊」のみなさんが朝からおにぎりを握っていただき、野菜タップリの豚汁もご用意いただいた。そしてどら焼きやコーヒー豆などの差し入れもいただいて、豪華な食事を兼ねての収穫祭だ。デザートはもちろん、収穫したての沢田の柿だ。
 今年の柿は「40年来の不作」と言われる中で、「育て隊」隊員のオーナー木もやはりなかなかに厳しい状況だ。それでも、みなさん異口同音に「とても楽しい」と語られるとともに、その一方では柿づくりの難しさ、農業の大変さを実感したともお話しされていた。そして、「今年は不作でも来年は豊作を期待し頑張ろう」とみんなの心は一つとなった。
 美味しいお昼をご準備いただいた方々や、たくさんの差し入れをしていただいた方々に感謝し、二回目の収穫祭兼総会はお開きとなった。少なくない方々は、「これから柿山に行って収穫します」と声をかけられて、柿山へと急がれた。
 来年は柿がたわわに実った柿の木の下で、かつお天気にも恵まれて快晴の空の下で、三回目の「収穫祭兼総会」が開催できることを願っている。
 それにしても、我が体調は今日のどんよりと曇った空のように、すっきりとしないままだ。少しだけ悩ましい。

 
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天国と地獄

2010年10月23日 | 沢田の柿育て隊
 


「40年柿を育ててきたが、今年くらい悪いのは初めて」(柿生産者組合長)

 今日は柿山に登った。収穫のために柿山に行くのは、これで三度目だ。私たちの柿山に登っていく途中で、「沢田の柿生産組合」の組合長さんが収穫されていたのにお会いした。
 ご挨拶をして、少しだけお話しさせていただいた。組合長さんによると、「今年の夏の暑さで木が弱っている中で、最近の雨と高温によりどこの柿山でも落ち葉病にやられている。40年柿を育ててきたが、今年くらい悪いのは初めて」と語られていた。それでも、組合長さんは、「まぁ、自然相手だから、いろんなことがある」と淡々とかたられていた。
 去年は50年に一度の豊作、そして今年は40年に一度の不作となった。去年から沢田の柿のオーナーとならしていただいている私たちは、まさに天国と地獄を味わっている。
 それにしても、今少しだけ黄色く色づいている柿は、柿のヘタを取ると少し朱色になっており、全く美味しくない。そうでない柿は、青くても結構美味しい。私のような素人には、その見分けがつかない。
 ところで、来週には日中の気温が下がるとの予報が出ている。先の組合長さんによると、「今葉のある木は、気温が下がると、なんとかはもつのではないか」とのことだ。半分は葉が落ちているが、もう半分は大丈夫だ。その言葉に一縷の望みを託して、もっと大きく美味しくなることを願う。

 
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