松たか子の「ヴィヨンの妻」の根岸監督が、モントリオール映画祭監督賞受賞
昨日の新聞各紙が、「松たか子が主演する映画『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』が、公開に先立ち第33回モントリオール映画祭のコンペティション部門にて最優秀監督賞受賞を獲得」と報じている。
この「モントリオール映画祭」では、「第81回アカデミー賞外国語映画賞」を受賞し、一年間以上もロングラン上映を続けている映画「おくりびと」もグランプリを受賞している。その意味では、とても幸先がいい。
主演の松たか子は、現在舞台「ジェーン・エア」(単独初主演ミュージカル)に出演しているため日本にいて、この映画祭の授賞式には列席していない。そして、その感想を「(浅野さんと)一緒に初めて向き合った作品が、こんなプレゼントをもらえて、すごくうれしいですし、『やったね』っていう感じです。」(9月9日付「スポーツ報知」より)と語っている。
そして、今朝のフジテレビ(OHK岡山放送)の「めざましテレビ」では、監督の凱旋帰国会見の模様を放映しており、受賞した根岸吉太郎監督や共演の浅野忠信とともに、松たか子も登場している。その番組の中で、現地では「松の演技に高い評価が寄せられた」と報じている。松も、「励みになる」と語っている。とても嬉しい。
映画『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』は、松たか子の映画初主演作品であり、その映画が監督賞とはいえ外国で受賞したことは、とてもいいスタートを切ったことも、これまたわがことのように嬉しく思う。
10月10日に公開だが、早く観たいという気持ちと同時に、映画「おくりびと」のように、ロングラン上映・大ヒットすることを願っている。