地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

死後1

2009年09月18日 | ひとりごと
 


本田佳子著『その死に方は、迷惑です』を読んで、「死後」を考えた

 近年、「死に方」を含めて、人生のエンディングをどうするのか、様々な提案がなされていて、私も次第に現実味を帯びながら考えている。
 その道では高名な行政書士の本田佳子「NPO法人遺言相続サポートセンター副理事長」を迎えての講演会が玉島であると聞いたが、残念ながらその日は所用があり行けないので、図書館から借りて著書『その死に方は、迷惑です』を読んだ。
 私には遺言は興味もないし、必要もないと考えている。本田さんの著書を読むと、「お金があるとかないに関わらず、遺言状は大切」と説いているのだが。ただ、私が、興味を持ったのは、著書の中で強調されている「『遺言書+生前三点セット』で万全の体制を」の「+生前三点セット」の内容だ。
 「遺言書+生前三点セット」とは、「死後のトラブルを防ぐ遺言書」に加えて、「高齢期のトラブルを防ぐ」のが「生前三点セット」だそうだ。その三点とは「財産管理等の委任契約書、委任後見契約書、尊厳死の宣言書」とのことで、この三点は「心身ともに余裕があるうちに備えることが大切」だそうだ。
 私が興味を惹かれたのは、「尊厳死の宣言書」だ。私は「延命治療を望まない」し、「戒名も不要」と思っており、「葬儀は家族だけの密葬」とし、死後数日経ってからオープンにして欲しいと願っている。
 今はまだ正直現実味はないが、そろそろ準備に入らないといけないのかなと思い始めている。その点では、本田さんも書いている「エンディングノート」を書き始めようかなとも考えている。ただ、本田さんによると「エンディングノート」は、「人生の終末にあたり、のこされる人に向けたメッセージを記すノート」だそうで、ただこの「ノート」は、「遺言書としての要件を満たさず、法的な効力はない」そうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死後2

2009年09月18日 | ひとりごと
 


吉村昭が「死後についての考え方」を書き込んだ著書『死顔』

 吉村昭著『死顔』(新潮社)の「あとがき」を、妻であり作家の津村節子さんが書いている。吉村昭氏は、平成17年2月に舌癌を宣告され、三度放射線治療のために入院し、翌年2月に完全にとりきれなかった舌癌と新たに発見された膵臓全摘の手術を行っている。舌癌発見以来、以来1年7ヶ月余で他界されているとのことだ。
 「吉村は手術の前に克明な遺書を書き、延命治療は望まない。自分の死は三日間伏せ、遺体はすぐ骨にするように。葬式は私と長男長女一家のみの家族葬で、親戚にも死顔を見せぬよう。電話は、ただ今取り込んでいるのでと、拒って貰って対応せぬこと。弔電お悔やみの手紙を下さった方には失礼していちいち返事を書かぬこと。そして、原稿用紙に、弔花御弔問ノ儀ハ意志ニヨリ御辞退申シ上ゲマス 吉村家 と筆で書き、門に貼るようにと言い遺して逝った。香奠はかねがねいただかぬ話をしていた。人さまに迷惑をかけぬよう、また私に忙しい思いをさせまいという配慮からであった」。この考え方には、全く同感で、私もそうしたいと考えている。
 ところで、吉村氏の著書『死顔』には、この死後についての考え方が、色濃く反映されており、ていねいに書き込まれている。まさに、「最後の小説」と呼ぶに、相応しい作品だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古書店

2009年09月18日 | 身辺雑記
 


古本屋めぐりは宝物探しの気分、松たか子の紅白司会の『ステラ』発見

 今週の初めの午後、RSKラジオを聞いていたら、吉備人出版の山川社長が出演し「古本屋」について語っていた。そして、内山下にあった「民衆文庫」によく通っていたことなどをお話しされていた。
 私も、陰気で根暗な20代の頃には、よく古本屋に通っていた。本は読むわけではないが、収集するのは好きだった。私が通っていたのは、先の内山下の「民衆文庫」、上之町の「書見舎」、奉還町の森書店、駅前の川下書房、そして大学病院通りの「松林堂書店」の五店だった。しかし、今残ってるのは、「川下書房」と「松林堂書店」のみだ。もうずいぶんと変わっている。
 岡山の古書店だけでなく、東京・神田の古書街には、上京する都度足繁く通ったものだ。これは、今も続いている。また労働組合の役員をしていた関係もあり、40歳代の頃には結構全国各地に行く機会があり、『全国古本屋地図』等を片手に、時間があれば古本屋を巡っていたものだ。
 昨日も、現在シンフォニービルで開催されている「古本市」で、松たか子が司会をした「第47回NHK紅白歌合戦」を報じた雑誌『ステラ』が目に入り買ってしまった。
 余談だが松たか子は20歳の若さで、紅白の司会をしている。私は、この時はオーストラリアへ行っており、帰ってからビデオで観た。
 さて、古本屋は「宝探し」に行くようなもので、見つかれば「ラッキー」といった感じだ。若い頃は、欲しい本が見つかってもお金がない場合がしばしばで、とっておいていただき、後日お金を持参した。貧しい暮らしは、今も昔も変わらない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンサート

2009年09月18日 | 松たか子
 


松たか子の来年早々のコンサート・ツアーの日程発表、やはり行かなければ

 松たか子の「コンサートツアー2010 ~Time for music~」の日程が発表になった。今回のツアーは、来年1月16日の福生市を皮切りに、2月27日の大分まで、9会場での開催だ。
 これまでのコンサートツアーに比べると、少し会場が少ない気がする。以前の場合には、この近くでは大阪、広島、高松等で開催され、その時は高松会場で聞いた記憶がある。今回の場合には近く会場は、1月23日(土)の富田林すばるホールか、1月24日(日)のNHK大阪ホールだ。
 私は、歌はしっかり聴きたい方なのだが、最近のライブは聴くのではなく、一緒に楽しむという感じで、最初からスタンディングとなっており、私のような年齢の者には、いささか悩ましい。私が前回行った松たか子のコンサートでも、後半はスタンディングだった。故に悩むのだが、今はやはり「行かなければ」という気持ちでいる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フォーク

2009年09月18日 | 音楽・コンサート
 


「ソング フォー メモリーズ」 、70年代フォークを堪能した

 昨晩は、「ソング フォー メモリーズ」に行き、元・オフコースの鈴木康博、元・ハイファイセットの山本潤子、元・ふきのとうの細坪基佳の三人の歌声を楽しんだ。各々の持ち歌を歌うとともに、「青春時代」等の70年代フォークをたくさんカバーして歌ってくれた。ほとんどの歌は聞いたことがあり、アンコール最後の「翼を下さい」では、会場一杯に歌声が広がった。
 この「ソング フォー メモリーズ」は、今年で活動を停止するとのことなので、三人揃った歌声を聞くことができたのは、嬉しかった。
 このところ、いくつかの雑務等に追われており、いささか煮詰まった感じで過ごしているので、久々に心が解放された。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体重計

2009年09月18日 | 食べ物
 


「ジオ・ジオーノ」でカルボナーラを楽しんだ、体重計が泣いている

 コンサートや舞台の会場が市民会館の場合には、待ち合わせを兼ねて軽い食事をするのは、多くの場合に岡山ルネサンスビルの三階前にあるイタリアンキッチン「ジオ・ジオーノ」だ。
 このお店のスパゲティは、結構お気に入りで、お昼にも時々利用する。また食事だけでなく、明るい窓を通して、夜はライトアップされた岡山城などが見え、かつ木々の緑を楽しむことができ、素敵なスポットだ。
 ただ、昨晩注文したのは大好きなカルボナーラで、美味しいけれど高カロリーで、このところ我慢していた。しかし、最近少し気分的にハードな日々が続いているの、つい解禁してしまった。帰宅して、体重計に乗ると、少しだけ涙を流しているように見えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする