「庭草の無料化」は嬉しいが、花も無料化とし各家庭での花育てを奨励を
昨日の毎日新聞「これが言いたい」に、「許されない家庭ごみ処理の有料化 強制徴収は自治法違反だ」という、明治大学熊本一規教授の文章が掲載されている。
「ごみの有料化」に疑問を抱いていた者として、「あるべき原則を曲げるうえ、地方自治・地方財政の根幹を揺るがす異常事態であり、早急に是正される必要がある。」との指摘に共鳴するものだ。
さて、そのことを前提として、過日の「7月15日から、岡山市は家庭での自然に生えた草についても無料化する」との記事を嬉しく思って読んだ。ただ、「プランターなどの花については、従来通り有料」とも書いてあった。
詳しい内容が不明だが、わざわざ「プランターの花」、「自然に生えた草」との説明を読む限りでは、庭の花々はやはり従来通り「有料」なのかな、と理解せざるを得ない。
私はごみ問題だけで考えないで、まちづくりとリンクした政策提起を期待する。「草のみでなく、庭に植えた花も無料とするので、各ご家庭の庭にたくさんの花々を植えて、美しいお庭に育てましょう」という方針を打ち出してはどうかと提案する。加えて、町内会を単位に、花の種・苗や球根を、無料で配ったらどうだろうか。それにより、このまちをより豊かにすることができると考える。それに向けた岡山市の決断を待ち望んでいる。