地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

若い女性

2010年05月17日 | 音楽・コンサート
 


「岡山交響楽団第50回記念定期演奏会」のPRに出演された方に感動した

 私のカーラジオは、いつもRSK・山陽放送がオンエアされている。何しろ運転中であり、ラジオをそんなに真剣には聞かない。いつも聞き流しだ。聞かないのなら消しておけばよいと自分でも思うのだが、何しろ音が聞こえてないとダメ派であり、時々聞こえて来るという案配だ。
 さて今朝、車を運転していたら、「岡山交響楽団定期演奏会」PRのために、一人の若い女性が登場した。岡山大学に入学した後に、「岡山交響楽団」に入団し、初めてバイオリンを弾いたのことだ。その25歳の若い彼女の語り口が何とも素敵だった。聡明さと人柄の良さが、ラジオを通して伝わってきた。「お会いしてみたい」、そんなことすら思わせる素敵な語り口だった。感動すらした。
 その「岡山交響楽団」は年二回定期演奏会を開催しており、今年で25年目になるとのことだ。今年の50回記念の定期演奏会では、ピアニストの松本和将さんが、素晴らしいピアノ演奏を聴かせていただけるとのことだ。
 この「定期発表会」に、私は既にご案内をいただいているが、公演の日は少し所用があり行くべきか悩んでいた。しかし今日のラジオを聞き、加えて我が友人も出演するし、指揮者の杉本さんにもお世話になっているしで、何より松本和将さんのピアノ演奏もありで、無理してでも行ってみようという気にもなっている。是非とも、みなさんも聞きに行かれては如何。

◆「岡山交響楽団第50回記念定期演奏会」
 *日 時  5月23日(日) 14時30分~
 *会 場  岡山シンフォニーホール
 *指 揮  杉本賢志(岡山交響楽団常任指揮者)
 *独 奏  松本和将(ピアノ)
 *曲 目  グリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲、チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番変ロ短調、
         ショスタコーヴィチ/交響曲第12番ニ短調「1917年」
コメント (2)
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治療費

2010年05月17日 | 読書
 


我が家の昨年の医療費は45万円余、『ガン患者、お金との闘い』を読んでいる

 最近は何だか病気や介護、そして逝き方・葬式に関する本ばかり読んでいる。今読んでいるのは、札幌テレビ放送取材班『ガン患者、お金との闘い』(岩波書店刊)だ。
 私のような年齢になると、全くの健康はあり得ず、何らかの病気と付き合わざるを得ない状態だ。そんな中で気になっているのは医療費だ。今年の確定申告の際に愕然としたのだが、昨年一年間の私とパートナーの二人合わせた医療費は、ナントナント45万円余にもなっていた。
 そんな中で、目に止まったのが『ガン患者、お金との闘い』だ。ガン患者で
余命三ヶ月と宣告された金子明美さん。その金子さんが札幌テレビに、ガン患者の医療費の問題を取り上げてと電話したことから、放送&出版となったようだ。
 この本の扉裏には、「深化しつづけるガン治療の傍らで、治療費の負担に悩む患者は少なくない。(中略)ガン患者の肉声から、患者が直面する『お金』の問題に迫り、二人に一人ががんになる時代、誰が医療費を負担すべきかを考える」とある。ガン患者の苦悩などが書かれた本は多いが、ガン患者の治療費の苦悩に迫った本は、皆無に近い。それだけに、読んでみようという気になった。
 ガンという病気に苦しみ、治療費にも苦しむ。そして、治療費のために、抗ガン剤の投薬を断念して、緩和医療へと進む患者さんの姿も本の中には登場する。読んでいて辛くなるが、これは現実であり目を背けるな、と自分に言い聞かせながら読んでいる。
 今朝も書いたが、安心して暮らせる社会、病気になっても安心して治療でき暮らせる社会であって欲しいと強く願う。
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高齢者

2010年05月17日 | ひとりごと
 


人間の尊厳が守られ、いくつになっても希望を持って生きられる社会に

 昨日の朝の朝日新聞のトップ記事として、「ルポにっぽん」で「買い物難民」が取り上げられていた。この記事では、「日用品の購入にすら支障をきたす『買い物難民』が増えている。全国で推計600万人ともいわれ、過疎地だけでなく、都市部でも深刻な問題」としている。その対策を模索する取り組みがレポートされている。

 一方同じ昨日の山陽新聞では、「増える自治体直営の公共交通」との見出しで、「岡山県内の住民の足を確保する模索」が報告されている。

 こうした買い物難民の多くは高齢者であり、そしてまた高齢者は交通弱者でもある。そんな高齢者の実態について、一昨日・5月15日の新聞各紙は、政府が14日に閣議決定をした「2010版 高齢者白書」の内容を報道している。

 白書では、「65歳以上は過去最高の2,901万人で、全体の22.7%を占める(09年10月現在)。10年時点の独り暮らしの高齢者は465万人と推計」されるとのことだ。

 そして「65歳以上の高齢者に占める男性の一人暮らしの割合が、10年の11.0%から20年後の30年には17.8%まで急増する」そうで、「『男性の一人暮らしは社会から孤立しているものが多い」と指摘されており、「普段、近所の人との付き合いがほとんどない人』は女性が8.3%だが、男性は21.6%に上った」(山陽)とある。

 そうした「独り暮らしの高齢者の3割以上は終日、周囲と会話しないことが日常的になっており、高齢者の社会的な孤立が進んでいる」(朝日)とのことだ。 

 私も最早「シルバーカード」が送られてきており、(前期)高齢者に片脚を突っ込んでいる。それ故に、高齢者問題は自分自身の問題となっている。「買い物難民」、「交通弱者」の問題も、決して他人事ではない。

 私は今、また図書館から借りて『高齢者は暮らしていけない 現場からの報告』(岩波書店)を読んでいるが、今の世の中高齢者はナント生きにくいことか。自殺者が12年連続して3万人を超えている社会であり、高齢者だけでなく弱者にとっては、とても生きにくい世の中となっている感じがしてならない。

 誰もが人間の尊厳を保って生きられ、かついくつになっても希望を持って生きられる社会にして欲しいものだ。そんな声をみんなで上げていくことが大切だと、一昨日・昨日と二日間の新聞を読んで感じた。

 
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