中沢啓治さん追悼・映画「はだしのゲン」(実写版)を3月31日に上映決定
原爆投下直後の広島に生きる少年を主人公にした漫画「はだしのゲン」は、大変な読者を獲得し、かつ映画化もされ多くの感動を読んだ。我が娘には、「シンドイ映画を見せられて、トラウマになっている」ともいわれているのだが・・・。
その原作者・中沢啓治さんが昨年ご逝去された。そこで中沢啓治さんを追悼して、今の時代にも生きている映画「はだしのゲン」(実写版、三國連太郎出演)の上映会を開催することが決定された。今から日程をチェックしておいて、是非とも多くの方に観ていただきたいと願う。
ところで、この上映会は「上映委員会」方式での上映が検討されている。この上映会企画に賛同・加入していただける団体・個人を現在募集中だ。分担金は一口1万円で、チケット12枚が進呈される。
たくさん団体・個人の方々が「上映委員会」に加入していただき、一人でも多くの方に観て欲しいと考えている。なんだかんだと手を広げて忙しくなっているのだが、ま、いける所まで行ってみようと思っている。
◆映画「はだしのゲン」(実写版)上映会
*開催日時 2013年3月31日(日)10時30分~、13時30分~(予定)
*会 場 オリエント美術館地下講堂
*参加費 前売り券・1000円(当日1300円)
吉備人出版の2013年版『図書目録』、県民の財産として誇ることができる
早いもので、もう1月も今日で終わり。「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」と言われるが、これからも日々が足早に過ぎていきそうだ。その意味では、日々を大切に、かつ充実した日々を生きていきたいと願う
さて、昨年福武教育文化振興財団の「福武文化奨励賞」を受賞した吉備人出版から、毎年恒例の『図書目録』(2013年版)が、つい最近届けられた。吉備人出版は、1955年に創業しこの春で18周年を迎えられるそうだ。
この間に刊行した書籍・440点+私家版が、この『図書目録』には掲載されている。この目録に掲載されている書籍の幾冊かは、我が書棚に並んで輝いている。この『図書目録』に掲載されている中身は、まさに岡山県民として誇り得る財産だと言えよう。
私はこうした吉備人出版の存在を心から嬉しく思っている。「『本づくりはまちづくり』をキャッチフレーズに地域の本を作り続ける」という吉備人出版のさらなる発展を心から願うものだ。
にしても、誰もが生涯に一冊の本は書けると言われるが、私の本がこの吉備人出版の『図書目録』に掲載されることを夢見続けてきたが、それは叶わぬ夢となりそうだ。そんな悔しい思いを封印して、この『図書目録』に掲載された一冊ずつの書籍の紹介を読んでいる。羨ましくも思いつつも、心が温かくなる。