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映画「かぞくのくに」を観た後に、ヤン・ソンヒ監督の講演を聞く機会を得た
昨日は、「~外国人にも暮らしやすい共生のまちおかやまをめざして~ 第10回定住外国人の人権を考える岡山シンポジウム」に参加した。内容はヤン・ソンヒ監督作品の映画「かぞくのくに」の上映と、ヤン・ソンヒ監督の講演だ。
この映画「かぞくのくに」は、2012年のブルーリボン賞作品賞やキネマ旬報・日本映画第1位を始め数々の映画賞を受賞した作品だが、私は無念にも見逃していた。その映画を観ることができる上に、ヤン・ヨンヒ監督の講演も聞けるというので、一昨日の「備前おかやま大歌舞伎」公演の疲れが残っているものの、是非観たい・聞きたいと思い参加した。
映画のストーリーは、「『帰国事業』で北朝鮮に帰国した兄が、25年ぶりに病気治療ということで3ヶ月間だけ特別に許されて帰国する。しかし、その帰国には監視役がついていた。また、その兄は妹に『誰かに聞いたことを報告する役割をしないか』と持ちかけたりもする。その兄の脳の腫瘍の検査結果は芳しくなかった。その治療のために妹が奔走するする中で、突然本国から帰国命令が下される。兄の日本滞在はわずか一週間」というもの。
その映画の内容については基本的な部分は全て事実であり、「妹は私そのもの」などと、監督は1時間わたって語られた。私は疲れてはいたが、映画でも公演でも眠らなかった。グイグイと引き込まれた。映画を観て、監督のお話を聞いて、「生きていくこと」について考えた。素晴らしい「会」に参加させてもらったことを感謝した。
そして、会場でヤン・ソンヒ監督にサインしていただいたご著書『兄 かぞくのくに』(小学館)をこれから読もうと思う。