私は一時期、岡山市の文化政策行政を担当したことがある。その課には、岡山市の三曲協会や舞踊協会等の事務局が置かれていた。それ故、たくさんの先生方とご縁をいただいた。それは、私の人生の大きな財産となっている。
さて、昨日は岡山日本舞踊協会の第62回公演があり、私の友人やご縁をいただいている方がご出演なされたので、魅せていただいた。
この公演、去年はコロナで開催できず、今年も延び延びになっての開催だけに、みなさん待ちに待っていた公演となり、ずいぶんと力が入っていらっしゃるように感じた。鳴り物さんもずらりと配置され、着物の引き抜きなどずいぶんと趣向をこらされてもいた。
ただ、自分の流派ではない方が踊っている場合はお話が続いたり、前のめりで舞台を観られるなど、マナーには少しだけ疑問も。
そんな中で、私が参加している「おかやま・歌舞伎・観る会」も、来年は何かしら開催できないかと考えたりもしながら、素晴らしい踊りの数々に見入った。