昨日は「文化の日」。1948年に制定された国民の祝日の一つ。この日を祝日としたのは、前年の1947年まで「四大節の一つの明治節(明治天皇の誕生日)であったため」、ともある。
ただ、私としては、1946年11月3日の日本国憲法公布の日を記念して「文化の日」と定められた、この11月3日は「世界で初めて『戦争放棄』を憲法で宣言した重大な日であり、『自由と平和を愛し、文化をすすめる日』」としたことに注目している。ただ単に「文化をすすめる」だけでなく、そのコトバの前に「自由と平和を愛し」があることを忘れてはいけないと考えている。(なお周知の通りだが、1947年5月3日の日本国憲法施行の日は「憲法記念日」として制定されている)。
ところで、この「文化」をどう捉えるかは、また様々な解釈がある。自治体行政において「文化振興課」としたり、「生活文化課」といった名称にしているところもある。私は後者のスタンス。
狭義の意味で文化・芸術の振興とするのか、それともそうした文化・芸術を享受することも含めて、自由と平和を愛した暮らしを展開するかだと思う。
その意味では、私の昨日の一日は、結果としてだが「文化の日」に相応しい一日となった。
スタバで絵本を読みながらまったりし、お花を買い玄関に生け、県立図書館に行き本を返し新たに借りたり、稲わらを束ねるなどもし、松たか子の舞台の抽選が外れたメールも受け取った。もちろん、いつものお昼寝も(激しく降った夕立にも気づかず爆睡)。
暮らし向きは豊かではないが、心豊か、かつ文化の香りのする文化の日を過ごした、と私は思っている。