昨日は久しぶりに、大阪松竹座へ。私もスタッフの一員である「おかやま・歌舞伎・観る会」が1998年から毎年1月と7月には、会員を対象とした「大阪松竹座歌舞伎観劇バス」が出されていて、毎回参加し続けてきた。しかし、今のコロナ禍で昨年1月以来、「観劇バス」は出されていない。そんなこともあり、久しぶりの大阪松竹座。
観劇したのは松竹新喜劇錦秋公演。「蘭 緒方洪庵の浪速の事件帳」の岡山公演で大変お世話になった藤山扇治郎さんや、今回令和の曾我廼家を引き継いだお一人の岡山出身の竹本真之さんがご出演なさるので、そのお礼と応援を兼ねて。
舞台は素晴らしく、感激した。泣いて笑って、まさに心に染み入る舞台だった。令和に誕生した三人の曾我廼家さんたちは、開演前にご挨拶。写真撮影も可という大サービス。舞台でも三人は大きなお役をいただいて大奮闘。 松竹新喜劇は、新たな前進を開始していると感じた。終演後の代表の渋谷天外さんのご挨拶にもそのことを強く感じた。
ところで、大阪松竹座は、1923(大正12)年関西初の洋式劇場として誕生し、再来年・2023年に100周年を迎える。お祝い提灯等も飾られていた。その大阪・松竹座を本拠地として、松竹新喜劇のさらなる発展を心から期待する。