甚大な被害をもたらした能登半島地震。多くの方々がご自宅などが崩壊して、避難所暮らしをされている。昨日は温室が避難所となり、土の上に箱を置いてベッドを作り、その上にお布団が敷かれている光景がテレビ画面に映し出された。その温室の中でお話しされている方の息は白かった。
昨日から能登地方は雨から雪へと変わっていった。寒さ厳しい中での避難所生活を考えると、心が痛む。
国はいつまで、被害にあって避難してきた方々を、体育館の床の上に雑魚寝させるだろうか。段ボールベッドや簡易トイレ設置、生理用品等や生活用品について、しっかりと準備しておぐきと考える。アメリカでは、を準備しているとも聞く。
国民には災害用グッズを備えることを奨励するが、国と自治体は何を備えるかのマニュアルすらないのではないかと疑問に思っている。段ボールベッドや女性の着替えや子どもたちのおむつ交換などができる段ボール製のインスタントハウス等を含めて、最小限必要な品々を常備しておくべきと考える。アメリカから購入すべきは、欠陥品のオスプレイではなく、例えば800食が用意できるキッチントレーラーだと考える。このキッチントレーラーも何台か備えておくべきと思う。
地震はや水害はいつどこで発生するか分からない。誰もがその被害者に似る可能性がある。なので、その「まさか」に対処するための対策をそろそろ本気で充実させて欲しいと願う。
この寒さの中で、災害関連死される方も少なくなくでるのではと危惧する。現在の災害復旧を急ぐとともに、災害対応のための施策の充実を心から願う。