県立図書館「夢づくりフェスタ」、中江有里講演会で不覚にも睡魔に襲われた
まだ現職の頃、我が仕事に関わってプレゼンテーションを受けた後に、その業者から「今日はどうだったでしょうか?」と聞かれて職員が、「ボスは起きて聞いていたからよかったのでは。ダメだったら、すぐ眠るから」と答えているのを聞いたことがある。
そう言われる程に、その頃の私は睡魔に襲われて起きていられない時がままあった。「睡眠時無呼吸症」のせいかなとも思うが、やはり日頃の仕事の疲れがあったのだろう。映画や舞台を観ても、すぐに眠ってしまうことがままあった。
しかし、現役を退いて後は、そんなことが少なくなった。少なくとも映画などで眠ることは、一瞬はあるとしても、ほぼなくなっていた。ところが、昨日の「夢づくり 岡山県立図書館フェスタ」の一環である「講演会」では、実に久しぶりに睡魔に襲われた。直前に、食事をしたのが敗因と考えるのだが。
そんなことはあったものの、女優であり最近は脚本家として活躍し、今年3月まで「NHKブックレビュー」に出演していたり、現在でも毎日新聞に「ホンのひととき」を連載中の中江有里の、「読書の面白さ、大切さ」と題する講演にたくさんの刺激をもらった。
中江有里とは1993年の日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した山田洋次監督作品「学校」で、その笑顔と出会った。以来、もう20年の歳月が流れたが、そのステキな笑顔の魅力は変わっていない。なのに、睡魔に襲われた不覚を深く恥ずかしく思っている。
この日、参加者に配布された「中江有里オススメの本」も、示唆に富んでいた。私は、もう少し本を読まなければと自戒した。
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