昨日の朝日新聞土曜版に太田治子さんが登場していて、掲載されたエッセイ「母と過ごした幸せな時間」を興味深く読ませていただいた。
太田治子さんのお母さんが愛を育まれた作家・太宰治は、他の女性の心中された。残されたお母さんとの経済的には決して豊かではない暮らしの中での幸せが書かれていて、心打たれた。
太田治子さんは、第一回坪田譲治文学賞(1985年度)を『心映えの記』(中央公論社刊)を受賞されている。少しだけお話しさせていただく機会も得た。
暑さから逃れて、我が読書ルール(=スタバ)で、受賞作を読み返そうと思う。
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