「本づくりはまちづくり」を掲げておられる吉備人出版さんが、今年創業30年目に突入の節目の年を迎えられている。
昨日は自宅でのんびりと静養しながら、その『図書目録』のページをめくった。850近い署名を眺めながら、心安らぐ時を過ごした。目録には、私が関われせていただいた書籍も幾冊かあった。ただ、我が著作はない。「我が生涯、せめて一冊だけでも吉備人出版から本を出したい」、そんな思いは叶わぬまま、永久の旅立ちとなりそう。悔しく、残念である。
ともあれ、それらの本の出版の過程で、それは本づくりへの姿勢や校正などなのだが、「これがプロの仕事」と心から感心したことを記憶している。
吉備人出版代表の山川隆之さんは、その「目録」の冒頭の挨拶で、「編集すること、出版物をつくることで、地域が豊かになる --それが吉備人の願いであり、社会的存在意義だと思っています」と書かれている。素晴らしい会社だ。
今、岡山の地において吉備人出版と山川さんというお方は、なくてはならない存在。まさに岡山の誇りだと考えている。吉備人出版がますます発展し、山川さんが健康に留意されさらなるご活躍されことを心から期待する。
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