最近読んだ一冊、今幸子 今佐和子著『さわこのじてん』(北海道新聞社刊)。
さわこちゃんは「聴覚、知的、肢体に障がいがある」。「小さい頃、自分に名前がある事も物に名前があることも知らない娘さんだった」。
聾学校の担任の先生が毎日毎日「さわこ」と書いた厚紙のボードで名前を伝え続ける。そして、「せんせい」と「おかあさん」と「さわこちゃん」の3人の授業が始まる。
そして、覚えた言葉のカードを綴ったのが「じてん」。さわこちゃんが26歳になって、「じてん」は15冊目となっているとのこと。
素晴らしい先生とステキなお母さんで、さわこちゃんは成長していっている。 心温まる一冊と出会った。感謝。
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