地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ニニキネアワー

2012年10月12日 | 食べ物

 

ニニキネアワー;わずか400円でケーキ&コーヒーが楽しめるのは嬉しい

 私の親しくしている友人は、そのブログで「ガストを書斎」といつも書いている。私は自宅を建てる際に、書斎に拘った。そして移動式書架も作り付けた。片側には8段の書架4本、もう片側には移動式の書架5+4本が並んでいる。この部屋の基礎はとてつもなく頑丈に創っている。この部屋には、家族も入っては来ない。まさに、自分だけの部屋としている。

 そんな書斎はあるものの、近年はとりわけ日中にはカフェで本を読むことが少なくない。それは息抜きでもあるのだが。その書斎代わりとするカフェは、今ではエスプリや広榮堂、そしカフェ・コムサやスーリーラセーヌ等のスイーツのお店だった。

 それに最近加わったのが、ニニキネだ。友人との語らいの時間として、ランチで利用させてもらったが、そこでニニキネアワー(開店・現在は10時30分から14時まで)があることを教えられた。サロンでプティガトー一個を注文すると、コーヒーのカップサービスがある。

 そこで私も昨日、ニニキネアワーを楽しませてもらった。昨日はモンブランをお願いした。すると備前焼作家の藤原史暁さんの作品である備前焼のお皿に盛りつけられたモンブランなどが運ばれてきた。勿論コーヒーもだ。これで、400円は格安だ。とても嬉しい。これからも、ニニキネアワーを活用させてもらおうと思っている。

 ところで、そんなニニキネで昨日読んだのは、落合恵子著『自分を抱きしめてあげたい日に』(集英社刊)だ。この本の「あとがき」で、著者は「非情で残酷な時代と社会を、わたしたちひとりひとりは生きている」と書いている。そうした時代と社会の中で、落合恵子は「『孤独』の時を大切にすることで、『孤立』を超える新しい生き方」が提起している。落合恵子のいつもながらの優しさと強さに溢れた文章に心癒やされた。ニニキネの美味しいケーキとコーヒーに、そんな心と体に温かさを加えてくれた。

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