地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

受賞作発表

2013年01月27日 | 読書

 

今年の坪田譲治文学賞は中脇初枝著『きみはいい子』、贈呈式が楽しみだ

 今年の坪田譲治文学賞は、中脇初枝著『きみはいい子』(ポプラ社刊)に決定したとの一昨日の25日に発表があった。坪田譲治文学賞は、私が事務局を担当させていただく前から、その贈呈式をとても楽しみにしていて、今回もワクワクしながら待っている。

 その贈呈式は、2月15日(金)の15時からだ。会場は西川アイプラザだ。この日は、受賞者の中脇初枝さんと選考委員でもある西本鶏介さんの対談がある。加えて、第15回坪田譲治文学賞受賞作家である、エッセイストの阿川佐和子さんの講演もある。たくさんの方に参加して、祝ってあげて欲しい。

 さて、我が書棚には中脇初枝さんが、1992年の高校在学中の17歳の時に、第2回坊ちゃん文学賞受賞した『魚のように』(新潮社刊)が並んでいる。その後、2005年に第52回産経児童出版文化賞推薦受賞した『祈祷師の娘』(福音館書店刊)も楽しく読ませてもらった。

 今回の受賞作『きみはいい子』は、「ある雨の日の夕方、ある同じ町を舞台に、誰かのたったひとことや、ほんの少しの思いやりが生むかもしれない光を描き出した連作短篇集」とあり、「第1回静岡書店大賞」を受賞している。

 私は不覚にも、この本をまだ読んでいない。この本を手にしたが、購入を我慢した記憶がある。初版を買い逃したのが悔しい。この坪田譲治文学賞は、過去の受賞作は全て我が書棚に並んでいて、そのほとんどが初版本でかつサイン本だ。

 今回の受賞作も早く買いに行って、読もうと思っている。そして、贈呈式後のサイン会に並んでサインをしていただこうと思っている。できれば、中脇初枝さんのデビュー作であり、初版本の『魚のように』にもサインをしていただけると嬉しいのだが。

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