「生者必滅(しょうじゃひつめつ)、会者定離(えしゃじょうり)は世の習い」とは平家物語の一説。
この世に生けるもの、死は避けられない。かく言う私は、近く永久の旅立ちをすることとなるであろう。格別やりたいことがあるわけではない我が身だが、子や孫たち、そして「歌舞伎・観る会」のことなどを考えると、もう少しだけ生きていたいと思う。
そんな中、私が市役所人生で最もお世話になったお一人であり、多くのご指導いただいた菱川元助役の訃報に接した(ご逝去は昨年6月)。私はその方との出会いがあればこそ、ともあれはまともな職員として働くことができたと考えている。深く、深く、感謝している。心からのご冥福をお祈りする。
さて、私はパートナーを家族だけで見送ったことから、私もそうすることと決めている。「家族だけの見送り」は彼女の意志ではあるが、申し訳なく、切なく辛いものがあった。そんなこともあり、すべての方のご葬儀にも、参列しないことを決めている。失礼をお許しいただきたい。
また、私もパートナー同様に死んでも誰にも知らせず、家族だけで見送ってくれるよう子どもたちに言っている。私の訃報を聞いたら、ひと時、私のことを思い出していただけたら幸いである。
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