映画「麒麟の翼」(映画版「新参者」)を観た、阿部寛の加賀恭一郎に魅了されたが
もう今日から2月、残り11か月しかない。我が人生も次第にエンディングを迎えようとしている。何だか、焦る気持ちにもなる。
さて、昨日は映画「麒麟の翼」を観た。テレビでヒットした「新参者」の映画化で、加賀恭一郎役はテレビと同じ阿部寛だ。テレビと違うのは、黒木メイサが友情出演となっていて、映画でのヒロインは新垣結衣だ。
こうした刑事物は前半に様々な伏線が張られて、後半一気にそれらをつないで解決していくという、いつものパターン通りだ。「予想を超える〈感動の結末〉に、きっとあなたは涙する」(宣伝チラシより)は、あながち嘘ではない。少なくない人が泣いていた。
そうした感動はあるものの、正直私には少しだけ物足りなかった。それは、テレビ版であった加賀恭一郎が「たい焼き」を食べたくて行列に並ぶシーン等の浅草人形町での食べ物や人情が消えて、親子愛を含めた愛がテーマとなっていたからだろうと思う。テレビでの連続ドラマでは時間的な余裕があるが、映画では難しかったのであろう。
ミステリーへ初挑戦した新垣結衣も可愛かったが、やはり大きなスクリーンで黒木メイサをもう少し長く観ていたかったというのが、私の思いだ。やはり私にはハートウォーミングな映画、恋愛映画を観るのが好きだ。しかも、日本映画に限るのだが。
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