戦前の暗黒社会が、確実に到来していることを感じる。コワイ、です。
河野太郎デジタル相が先月、「マイナ保険証が使えない医療機関の『通報』を促した文書を出した」「配布先は自民党内」との報道に接した。
文書では、マイナ保険証の利用率が低迷している要因について、「医療機関の受付での声掛けにあると考えられます」と説明。国会議員の支援者に「マイナ保険証の利用を働きかけて」と呼びかけた上、受け付けできない医療機関があれば、マイナンバー総合窓口に連絡するよう求めた。河野氏は記者会見で、こうした要請について適切かと問われ、問題ないとの認識を示していた。
こうしたことが続くと、政府の方針に従わないあるいし異を唱える人物などについても町内会などを通じて「通報」を促す、そんなことを恐れる。まさに戦時中の「戦争反対を主張する」人の「通報」を思い出す。まさに今の日本は、戦前の暗黒社会に戻ろうとしている気がするのは私だけなのだろうか。
米・英の炭鉱労働者は、行列の先頭がカナリアのカゴを持って炭鉱に入ったそうだが、私たちは「炭鉱のカナリア」として、まだ起きていない危険を察知し、抗い警鐘を発し続ける必要があると思う。
二度と再び、この国を戦争に突入させてはならない。誰も殺さない、誰も殺されない、平和の日本を強く望む。
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