農協さんのお世話になって、長山洋子の「じょんがら女節」に魅せられた
昨日は野田新内閣が発表されたり、夕方には台風で警報が出されたりした中で、私はと言えば、農協さんのお世話になって、倉敷市民会館での長山洋子コンサートを楽しんだ。
ところで、心配な台風だが、ナント30数年ぶりとなるそうだが、岡山を直撃するコースをたどっているようで心配だ。7時現在で、台風は室戸岬の沖にいて、もう少しすると四国に上陸、15時頃に岡山を直撃とテレビが報じている。既に岡山も暴風雨圏内に入り、大雨、洪水、暴風、波浪の警報が出されている。 我が家の畑でも心配していたキューリは大丈夫だが、モロヘイヤが既に倒れている。被害の少ないことを、心から願う。
さて、長山洋子のコンサートだが、「JA岡山年金友の会」の主催で、三日間(各午前、午後2回で、計6回)開催されている。台風直撃の今日も日程が組み込まれているが、開催されるのだろうか。
それにしても、さすが農協さんだ。私が参加した回も、市内各地からバス44台が出されていた。「農協の団体さん」と言うイメージがあり、私的にはいささか距離のあった農協さんだが、長山洋子のコンサートということであり、参加させてもらった。
長山洋子は今では演歌歌手だが、デビューはアイドルだった。子どもの頃から民謡を歌っていて、当初は演歌歌手としてデビュー予定だった。しかし、直前になって路線変更され、1984年にアイドル歌手として「春はSA-RA SA-RA」でデビューした。その時のキャッチフレーズは「ぼくの青春(とき)をとめる、少女がいた」だった。1988年には主演映画「恋子の毎日」に出演。とても可愛かった。
その後1993年に「演歌元年」をキャッチフレーズに、「蜩 -ひぐらし」で演歌歌手として再デビューし、以来18年間頑張っている。
さて、昨日のコンサートは、ヒット曲「じょんがら女節」(2003年)がなんとも魅せた。特別バージョンでの歌と演奏は素晴らしかった。長山洋子は、津軽三味線の日本三大流派の一つ澤田流の名取りとなっているが、その澤田流の家元・澤田勝秋師匠などが伴奏するという贅沢なステージだった。
約90分のステージで4回も着物を着替えての熱唱に、たっぷりと魅了された。外の台風を忘れていた。ただ欲を言えばだが、アイドル時代の曲を少し歌ってくれたらと思ったりもした。
それにしても、年金受給者の集まりであり、コンサート中もトイレのために席を立つ人が途切れなかった。そんな中でも、熱唱してくれた長山洋子に感謝した。さすがプロだ。
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