今日は「人生の約束」という、重いタイトルが付いた映画を見てきました。
ストーリーの展開はともかくとして、地元のお祭りに参加したことのある人には、共感できるところがあると思います。私たちのところでも小さい集落なのに、近隣地区に「見栄をはるかのように」それは豪華な飾り付けをした「だんじり」を持っています。そしてお祭りのある春には、一月以上前から「だんじり歌の稽古」を仕事が終わってから毎晩のように行い、前日にはとても大切に丁寧に「だんじり」を組み立てます。若い人たち中心ですが、私より年配の人たちも集まってきて、昔話をしてくれます。
映画の題材になった富山県・射水市新湊というところで行われるお祭りは「だんじり」じゃなく「曳山(ひきやま)」という山車がたくさん登場します。でも男たちの思いはよく似てるなと感じました。夜になると提灯をたくさん掲げ、それは幻想的なもののようで、映画にもありましたが真っ暗の中、13基の曳山が花山から提灯山となった提灯に一斉に明かりが入った時には思わず声が出ました。今年の秋にはぜひ行ってみたいと思います。毎年10月1日と決まっているようでが、カレンダーをみると今年は土曜日です。