先週まではジャックドールで間違いないと思っていたのに、いざ本番となると、ちょっと待て、年度代表馬エフフォーリア相手にそんなに簡単に逃げ切れるのかいと疑い始めてしまった。
こうなると、もういけない。あれやこれやとレースパターンを模索、考えれば考えるほど、答えは遠ざかってしまう。
まあ、ジャックさえいなけりゃ、エフの頭は鉄板で相手もレイパパレ、アカイイト、ヒシイグアスの３頭で決まりと速効答えは出たのに、まだまだ進化途上のジャックが出て来て、困り果てた。
ジャックが逃げるのは間違いないが、ペース次第でエフとレイパパレの位置取りが微妙に変わってくる。驚異的なハイペースになれば、当然、深追いはせず、直線の末脚炸裂に賭けるだろう。ところが、ハイペースこそジャックにとってはマイペースであり、逃げが決まる可能性は高くなる。
平均ペース以下で逃げた場合、早めに捕まえに行くだろうから、マークするにしてもあまり離されたくはない。これこそ、考えようによってはジャックの思うつぼだ。短い直線を考慮して、マークする馬は思いのほか追走で足を使わせられ、結局はジャックを捕まえきれない。
展開を考えれば考えるほど、ジャックが有利に思えてくる。
結論、◎ジャックの逃げにかける。相手は〇エフと▲レイパパレ、△はアカイイト、ヒシイグアス、
