キャプテンシーがハナに立つ。大外からユキノロイヤル、ジャンタルマンタルも前を追う、結局、キャプテンシーがハナを譲らず、レースを引っ張る。ジャンタルをマークする形でシュトラウス、ボンドガール、ノーブルロジャー、ディスペラアンサ、ゴンバデカーブースらが中団を形成、アスコリピチェーノはその後ろ、さらに後方に待機するのはウォーターリヒト、マスクオールウィン。
大欅の向こうを軽快にキャプテンシーが飛ばす。後続との差は7、8馬身、そのまま3コーナーを回り直線へ。徐々に先頭と後続との差がつまり坂上でジャンタルマンタルがキャプテンシーを捉え、先頭に躍り出る。つられるようにボンドガールも集団を抜け出し、ジャンタルとの差を詰める。
残り200メートル、満を持して、アスコリビチェーノが一気に先行する2頭にに襲い掛かる、壮絶な3頭のたたき合い。そこに大外からウォーターリヒトとマスクドウィンがものすごい勢いで前の3頭に迫る。
そんな展開を想像するわけで、やはりジャンタルとアスコリが強いと思うわけで、ドレフォン産駒2頭のいずれかが3着に飛び込んでくれたらしてやったりなわけだ。それでも何が起こるか読めないのがNHKマイルというレースだが、今年は2頭が負けるシーンだけは見たくない。