政権目指すなら民主党復活しかない

　立憲民主の長妻政調会長による都知事選敗因分析だが、相変わらずだなと思った。

　争点不在、SNS世代への対応、党人の応援が前面に出すぎ、敗因はこの3点としているが、ちゃんちゃらおかしい。

　なぜ、蓮舫氏が３位に甘んじたのか。理由ははっきりしている。候補者としても魅力に尽きるということだ。

　共産党との共闘、SNS対策など、そんなものはオマケに過ぎない。

　候補者に魅力があれば、党色が出ようがなんだろうが、有権者は候補者を評価するものだ。

　しかし、立憲民主に限ったことではないが、政党は選挙に関しては常に上から目線でしか見ていない。自分たちを何様だと思っているのか。大体、自分たちこそが党なるものを信用も、信頼もしていないではないか。

　パブリックイメージとして抜群の訴求力があった民主党という党名をたった一度の失敗で簡単に捨てたことは、無責任以外の何者でもない。

　政党とはかくも軽く、ポリシーのかけらもない存在に貶めたのは、政治家たちで、そんな奴らが偉そうに選挙を語るなって。

　蓮舫氏に魅力が足りなかった、石丸氏以下だった、何故、はっきり言ってやらないのか。かばったって、有権者はしらけるだけだ。

　もし都知事選を戦うなら、きちんと精査して、最高のタマを送るしか勝つ道がないのは明らかじゃないか。議員では役者不足なのははっきりしている。

　結局、はなから勝つ気もないくせに、次点は当然という驕りがあるから、鼻っ柱をへし折られるのだ。

　有権者をバカにするのは勝手だが、なめると痛い目に合うということを立憲民主は知るべきだ。

　もし、政権奪還を本気で目指すなら、今一度、民主党を立ち上げ、真っ向勝負を挑むべき。１０年かけてもいいから、本気で政権をとる覚悟を見せないと有権者は信用しないし、期待しない。

　

謎すぎる角田大河事件

　函館競馬場を愛車で爆走した角田大河の事件が謎すぎる。

　JRAは処分を発表したものの、闇過ぎて、死亡説などいまだに真相が判明していない。

　行為そのものは騎手としてあり得ない行動だが、その理由が全く明らかになっていない。JRAは本人の弁明のみを公表していることが、余計に周囲の疑問を呼び憶測に拍車がかかっている。

　大体、花火大会を見に行くために現役の騎手がコースに侵入するだろうか。JRAはアルコール摂取はないという本人の弁を公表したが、真実はどうなのか。むしろ、酒よりも薬物による錯乱の方が、新信ぴょう性があるというものだ。しかし、一切明らかにされていない。

　死亡説についても、一切、明らかになっていないが、もし本当に死んでいたとすれば、公表されないのは内容があまりにも衝撃的だからなのだろう。

　もし生存が確認されているなら、公表しない方が不思議でならない。

　いずれにしても、JRAは引っ張りすぎ。いつまでも行方不明で切り抜けられる問題ではない。生死が問いただされているにもかからわず、有望な若手騎手の愚行があまりにも異常であり、闇過ぎて、JRAは頭を抱えているのだろう。無事を願うが、最悪の事態なら衝撃ははかりしれない。