21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

アイナの月光は失敗!

2024-02-27 06:27:12 | エンタメ

 昨日の晩、何気にTVをつけたらカウントダウンTVで、アイナジエンドが鬼塚ちひろの「月光」をカバーするというので、これは見なきゃ、とそのままま見ていた。どうやらドラマ主題歌の特集で、その流れで歌うようだ。

 ドラマは見ていなかったが、月光と言う曲は知っている。歌詞もメロもアイナの世界観じゃないなあと思ったが、とにかく見よう聞こう。

 率直な感想、期待通り、アイナの歌になっていなかった。これまで椎名林檎、尾崎豊、ジュディマリ、赤井公園などさまざまなカバーをしてきて、まるで自分のオリジナルと言わんばかりにアイナの世界を惜しみなく繰り広げたが、さすがに月光は失敗だった。アイナらしくなかったのは、歌詞の世界観にまったくなじまず、歌詞を追いかけているたどたどしさが見ていて気の毒になった。まあ、聞く人によってはさすがアイナジエンドと思った人もいたかもしれないが、今回ばかりは歌ってほしくなかった。

 アイナが手掛けた日曜劇場主題歌「宝者」がきっかけだろうが、TBSの誰がアイナの月光を聞きたいと思ったのだろうか。言わせてもらえば、月光の歌詞は、正直、大上段から時代に刀を振り下ろすような大げさな歌詞が現実離れしていて、薄っぺらな空想の世界にしか思えないわけで、BiSHやアイナが発信してきた世代の垣根を越えてストレートに心に刺さる歌とはかけ離れている。合うわけがないのだ。


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